シングルマザーの再婚婚活に向けて、仲人型結婚相談所が果たすべき役割について

2021/12/20

多くの結婚相談所開業をサポートする結婚相談所加盟連盟の日本ブライダル連盟=BIUです。

本日は「シングルマザーの再婚・婚活」についてお伝え致します。

日本には約142万のひとり親世帯が存在し、その内訳は父子世帯の約18万7000世帯に対し、母子世帯はその6倍以上となる約123万2000世帯に上ります。

ひとり親世帯の9割近くが母子世帯となる計算です。

また、再婚は全婚姻数の16.8%に上っており、その中に少なからずシングルマザーの方もいらっしゃるかと思いますが、シングルマザーの生活環境の改善の選択肢として再婚という選択肢もあり、シングルマザーの再婚について、我々仲人型の結婚相談所も従来にも増して積極的に考えていくべきかと思います。

今回はこのシングルマザーの婚活についてお伝え致します。

シングルマザーのデータについて

シングルマザーのタイプは、大きく2つに分類することが可能です。

キャリアママタイプ

キャリアママタイプの特徴は「現在の就業雇用条件が正社員で扶養家族がなく、収入も安定しており比較的独立できている」ということがあげられます。

性格的には自分に自信があり気が強く、こだわりが強い傾向があります。

また、婚活の傾向としては「収入や地位などスペックの高いお相手にこだわる。実は再婚しなくても生活に問題が無い為、本当に再婚を望んでいるのか怪しい」という傾向があります。

結婚相談所からすると、要望が高く、本当に再婚をしたいのか解らないところもあるため、結婚相談所のサポートは必要のない方かも知れません。

ファミリーママタイプ

ファミリーママタイプの特徴は「現在の就業雇用条件が非正規社員やパート・アルバイトであり、18歳未満の扶養家族がいる。仕事より家庭が向いている。年収は250万円以下」ということがあげられます。

性格的には控えめな傾向があります。

また、婚活の傾向としては「できれば再婚を望んでおり、家庭的で優しい子煩悩な男性を望まれている」という傾向があります。

結婚相談所からすると、経済的な問題で相談所への入会はハードルが高いと感じているが、再婚の意思の強さはキャリアママタイプに比べて高いため、婚活への意欲も高いのが特徴です。

結婚相談所のサポートが必要なのはファミリーママタイプ

前述の通り、ファミリーママタイプは経済的な問題を除くと再婚への意欲は高く、また無理なハイスペック男性を希望することも無いため、仲人型結婚相談所へ入会することでWIN/WINの関係が築きやすい対象となります。

シングルマザー向け婚活のメリット

前述の通り、シングルマザーの再婚も含む再婚は全婚姻数の16.8%となっております。2015年のデータでは夫が初婚で妻が再婚の婚姻件数は45,268組と全体の7.1%を締め、夫が再婚、妻が初婚の婚姻件数は63,558件と10%、夫婦とも再婚の件数は61,325件で全体のうち9.7%を占めます。全体では26.8%で、女性のみの再婚で16.8%とシングルマザー婚活も含めた再婚マーケットは非常に大きな市場です。

また、女性の方は男性の方と比べて結婚後に死別してしまう確率が約2倍と非常に高いことも特徴です。

さらに、現在の独身男女の中では根本的に男性余りの傾向が高いです。

20歳~39歳で未婚男性は約800万人、女性は約650万人、40歳~59歳の場合は男性約400万人、女性は240万人と、未婚男性は未婚女性に比べて人数が非常に多いのが現状です。

入会される男性の中で希望条件通りのお相手との成婚は難しい場合もあり、こういった場合は国際結婚での海外女性とのマッチングが視野に入っておりました。

しかし、コロナ禍で海外への渡航も厳しい状況ですのでシングルマザーとのマッチングには大きな可能性があります。

また、離婚後5年以内に再婚した割合に関しては、男性に比べて女性の方が、著しく再婚率が低いというデータもあります。

このようにシングルマザーの婚活は需要が見込め、男性余りの解決も期待できます。しかし、経済事情からシングルマザーが婚活を始めることは難しい現実があります。

シングルマザー婚活をより利用しやすい体系へ

前述の「ファミリーママタイプ」のシングルマザーが婚活を行う上で、結婚相談所の利用料金が問題になってしまう可能性が非常に高いです。

そのため日本ブライダル連盟=BIUでは、シングルマザーの方向けに基本婚活支援サービスとして、シングルマザーサポート会員というステイタスを新たに定め、シングルマザーサポート会員としての登録を勧め、積極的にサポートできる体制を整えました。

シングルーマザーサポート会員については、入会費や月額費用、お見合い料などの費用に関しては各結婚相談所の裁量におまかせし、結婚相談所の利用料の中で最も高額となる成功報酬の「成婚料」を男性負担とすることで、利用の敷居を下げ、シングルマザーの入会を促すことをご提案させていただいています。

シングルマザー向けの婚活は、ビジネスですのでやはり収益化は必要なのですが「結婚相談所にとってのSDGs」でお伝えしたようにSDGSの行動目標である「貧困をなくそう+質の高い教育をみんなに」を、ひとり親世帯(特にシングルマザー再婚支援)が経済的に抱える問題を解決することも可能となり、社会的にも非常に大きな意義のある対応です。

離婚率も年々増加傾向で、今後もシングルマザーが増加していく可能性も非常に高い為、今後の婚活層について前もって意識を高めていただくためにも非常に大きな意義があります。

最後に

日本ブライダル連盟は結婚相談所加盟連盟として、時代の流れを読みなんらかの対応を結婚相談所の皆様にご提案することが非常に大切だと感じております。

特に昨今の婚活マーケットの動きは非常に激しくスピードが早い為、時流に合わせたアクションを起こして仲人型結婚相談所のあり方を常時アップデートしていくことが必要だと強く感じております。

仲人型結婚相談所は「結婚に悩める人々を最後に救うことができる婚活サービス」です。今回お伝えしたように経済的に問題を抱えているシングルマザーの方々などを「手厚いお世話・サポート」で結婚へ導くことはドライなインターネットをベースとしたマッチングアプリや大手結婚相談所には出来ない、仲人型結婚相談所だからこその心ある気持ちのこもったサービスだから実現できるのです。

もし、結婚相談所開業を検討されており、加盟連盟選びをご検討されている方は日本ブライダル連盟=BIUにお気軽にご質問下さい。

株式会社日本ブライダル連盟 営業本部 担当:佐久間
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