ソロウェディングをご存じですか?

2024/1/19

結婚相談所加盟連盟として多くの結婚相談所の開業サポートをさせて頂いておりますBIU(日本ブライダル連盟)です。

「ソロウェディング」という言葉をご存じでしょうか。
これはその名の通り、1人で行う結婚式を意味しています。
具体的には女性が一人でウェディングドレスや和装の花嫁衣裳を着て、写真を残すことが一般的なソロウェディングと呼ばれるもののようですが、一方では友達を招待して普通の結婚式のように盛大に行ったり、ホテルでの宿泊を伴う長期プランがあったり、新郎役の男性と一緒に写真を撮影できるオプションがあるものなどもあり、多種多様です。
女性が一人で行うソロウェディングが実施される背景には、若いうちに自分の理想の姿を残したい、結婚願望はないけれど、人生で一度はウェディングドレスを着てみたい、親にドレス姿を見せたい等の女性心理があるようです。
一見、「相手がいない人の寂しい選択」というネガティブなイメージにとれそうですが、昨今ではパートナーや夫がいてもソロウェディングに臨む人が珍しくなく、「二次元の推し」との仮想結婚など、撮りたい理由もさまざまなことから、周囲からの見られ方に関するハードルも下がり、利用者が増加しているとのことです。
未婚・晩婚化の増加によって、ついには相手がいない結婚式まで提案されるようになったのかと驚愕するばかりです。
その一方で、これをウェディングと呼んでいいのかという疑問が残ります。
結婚式の概念の中心には周囲からの祝福があり、ウェディングドレスを着て友達を呼び、写真を撮影して披露する以上のことが望めないソロウェディングには、結婚式に一番大事な目的が欠如していると思うのです。
ソロウェディング実施の背景は先に書いた通りで、今や既婚者や結婚を考えていない人も利用できるポピュラーなサービスなのかもしれません。
しかし実際に、特に未婚女性がソロウェディングに駆り立てられる根底には、やはり根強い結婚願望があるのではないでしょうか。
ウェディングドレスを着用して写真を撮影するサービスはすでにこれまでにもあり、こうしたサービスに結婚式で行われる周辺の作法を付加し「ウェディング」と銘打ち訴求することで利用者が増加しているのであれば、需要の中心は結婚願望のある未婚者といえるかもしれません。
昨今、結婚相談所への入会者数は微減となっており、増加していません。
しかしながら、こうしたソロ社会対応の新サービスの背景にも結婚願望があるのだとすれば、結婚相談所のマーケットもまだまだ堅調とみて間違いないものと考えます。
但し注意が必要なのは、こうしたストレートに結婚願望が表現されないマーケットに対しては、これまで通りの広告を中心とした集客では顧客の獲得が難しく、これらを「創客」によって顧客化してゆく必要があることかと思います。
未婚・晩婚化の増加に伴い、今後もこうしたソロ社会対応のサービスも増えてゆくものと思います。
BIU(日本ブライダル連盟)では今年、「創客」を中心としたサービス提供によって、新たに顧客を創造するご提案を積極的に展開して行きたいと考えています。

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