国際結婚新時代、今なぜ国際結婚なのか?

2023/8/6

1972年の創業以来、多くの結婚相談所の開業と運営をサポートしてまいりました結婚相談所加盟連盟の日本ブライダル連盟=BIUです。

実は最近、国際結婚が増えている事をご存知でしょうか?

日本国内での婚姻数は減少傾向です。しかし、今後の婚活市場では「国際結婚」が非常に大きな可能性を秘めています。

本日は「国際結婚新時代、今、なぜ国際結婚なのか?」という内容でお伝えさせて頂きます。

1.国際結婚の実情は?

日本人と外国人の結婚は、1960年代には4~5千件でしたが、1980年代の後半から急増を始め、1983年に1万件1989年に2万件1999年に3万件そして2005年に4万件を越えました。

2006年の4.47万人をピークに減少に転じて、6~7年間は減少傾向が続きましたが、これには2007年秋以降のリーマンショックによる景気低迷と日本在住の外国人数の減少が大きく影響しています。

2013年からは外国人数は再度増加に転じ、それにともない国際結婚も少し遅れて2016年には増加に転じている状況です。

厚生労働省人口動態調査より社会実績実情データ図録作成データより https://honkawa2.sakura.ne.jp/1190.html

2.国策として外国人の受け入れが進んでいる

現在、日本で問題になっているのが「労働者不足」です。その為国策として外国人労働者の受け入れが進んでおり、2019年4月に入管法が改正され、新たに在留資格「特定技能」が創設されました。

人手不足が深刻な産業分野全12業種(旧14業種)において、外国人材の受け入れを可能にしたものです。12業種には介護・農業・漁業・宿泊・外食業などがあります。

令和4年6月末の在留外国人数は、296万1,969人で、前年末に比べ20万1,334人(7. 3%)増加というデータがあります。

出典:出入国在留管理庁 https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00028.html

この様に、日本に居住する外国人の方が増えると比例して増えるのが「国際結婚」と言えます。

上記の事情から今後、日本国内での国際結婚の増加が予測出来ます。そうなると「海外の方との結婚」もより一般化していきます。

独身者の方は様々な事情がございますので、中々成婚が出来ない特に中年男性に関しては国際結婚を視野に入れて頂くメリットがあります。

3.中年男性の結婚願望について

以下の表をご覧頂くと解りますが、男性の結婚願望は令和四年のデータで以下となっております。

結婚意思有り どちらでも良い 結婚意思なし
20代 54.4% 26.3% 19.3%
30代 46.4% 26.8% 26.5%
40代 36.0% 33.5% 29.8%
50代 26.6% 34.1% 38.9%

出典:男女共同参画庁 https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/honpen/b1_s00_02.html

データから解りますが、なんと40代でも結婚意思が有るのは36%です。50代でも26%が結婚の意思がありますので、年齢を重ねた中年男性も結婚願望がそれなりに有る事が解ります。

また、どちらでも良いを含むと40代で約70%、50代で60%となりますので、中年の独身者の方々が想像以上に結婚を意識していると考えて良いデータです。

しかし、実際の婚姻状況・未婚状況を示すデータは以下になります。

配偶者・恋人が居ない 配偶者は居ないが恋人は居る 配偶者がいる
20代 65.8% 19.11% 13.6%
30代 35.5% 7.8% 54.5%
40代 28.4% 4.6% 64.6%
50代 26.7% 3.2% 75.2%

出典:男女共同参画庁 https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/honpen/b1_s00_02.html

40代で28.4%が配偶者・恋人が居らず、50代で26.7%が配偶者・恋人が居ない状況です。

中年男性についてお伝えしているのは、30代男性よりも4~50代の国際結婚のニーズが多いためです。

これらの独身者の内、平均して3割が結婚を希望している状況ですので、婚活市場としては非常に大きな潜在顧客が居る状況です。

マッチングアプリ等、様々な男女の出会いに関するサービスが増えておりますが、依然独身者の数は多い状況と言えます。

独身で居たい方が増えたとも言われていますが、実際のデータを見ると、結婚の意思が無い方もいらっしゃる反面、結婚を希望される方とこだわりの無い方が思いの外多い事が解ります。

4.中年男性が結婚出来ない理由は?

独身の中年男性が結婚できない理由は様々です。

事情は様々ですが、国際結婚事情を考えた場合、特に意識するべきなのが「職業」では無いかと思います。

正直なところ、4~50代男性は「就職氷河期世代」となり、収入が不安定なまま年齢を重ねた方も多く、正直なところそういった経済事情で結婚出来ない男性は結婚相談所にとっては難しいタイプの顧客かと思います。

しかし、「地方都市の農業・漁業従事者」の方々は、生活が安定している割には結婚が難しい場合なども多いようです。

特に都市生活に慣れている女性達からすると、地方で自然に囲まれた生活に対して不安を感じる方が多い事もあります。

こういった方々にとっては「跡継ぎ問題」は非常に重要です。その為、どうしても婚活を進める中でお相手が見つからない場合は国際結婚を視野に入れるべきでしょう。

5.国際結婚を取り扱う上での結婚相談所の大きなメリット

結婚相談所が国際結婚に取り組むメリットはなんといっても「成婚料などの費用が高額」であることです。

また、どうしても「日本女性」とのマッチングが出来ない男性会員様がいらっしゃる場合は、最後の手段として「国際結婚」をおすすめするケースも多々ございます。

海外女性は「年収・学歴・職業」など、お相手に対する要望が高い事も多々ございますが、海外女性の場合は「日本人男性と結婚する」という事自体がステータスになります。

その為、日本人女性の希望に沿わない成婚が難しい男性会員に対して海外女性をご紹介する事には大きなメリットがあります。

「結婚できない方々」の最後の砦と言って良い仲人型結婚相談所だからこそ、会員様に成婚して頂く為に様々な選択肢をご提案頂くべきです。

日本ブライダル連盟=BIUでは海外の方も登録されており、国際結婚に対応可能ですので是非ご検討下さい。

最後に

結婚事情は年々変化しております。国際結婚についても今後は増加していく予測がございますので、日本人女性と結婚が難しい男性会員には国際結婚を進めて頂くのも非常に良い選択です。

結婚相談所を開業のご検討の際はお気軽にご相談下さい。

株式会社日本ブライダル連盟 営業本部 担当:佐久間
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