お会いするとわかる!結婚相談所の開業で成功する人のパターンとは?

2021/7/7

結婚相談所開業にあたって、結婚相談所の運営が向いており成功される方には特定の「パターン」があります。現在、結婚相談所の開業をお悩みの方はこの「成功するタイプの方」がどのような方なのか気になりますよね?今回はこの「結婚相談所開業で成功されるパターン」についてお話させて頂きます。

1.絶対に必要となる利他主義・人に対する優しさ

まず、結婚相談所のオーナーとして成功するために絶対に必要なのが「利他主義」です。利他主義とは「他人の利益の為に行動する主義」です。シンプルに表現するならば「人に対する優しさ」とも言えます。実はこの「利他主義」は結婚相談所のみならず、どのような分野での起業でもとても大切な考え方です。自分の目先の利益ばかり追求すると、一時的な利益を上げることは出来るかと思います。

しかし、経営とは長期的な目線で行わなければならないことです。長期的な目線での経営で大切なのは「お客様の満足度」です。様々な集客手法がありますが、とくに口コミでの集客が最も入会に繋がりやすく、身近な方のお墨付きであれば結婚相談所オーナーと会員様の関係性も安定しやすいです。

「誰かにオススメしたくなるような結婚相談所」を目指す事が長期的に安定的に結婚相談所を運営する為に必要なことです。

そのため、顧客に対する・人に対する優しさというのが絶対的に必要になります。ホリエモンこと堀江貴文氏も「ビジネスの基本はギブすること。テイクのことは先に考えてはいけない」と言っています。先に自分が与える事が出来ることを顧客に与える事が大切なのです。ビジネスの基本原則は「ギブ(サービス提供)に対してテイク(報酬)が発生する」ということですので、やはり先にギブしていくことを意識しなくてはなりません。

顧客に利益が生まれる事が、結婚相談所に利益が生まれることなのです。

なによりも結婚相談所の顧客としての性質として、なんらかの問題やコンプレックスを抱えているという事実がありますので、やはり「人に対する優しさ」が無ければ結婚相談所の運営は難しく、成功される結婚相談所のオーナーの皆様はやはり総じて「顧客の利益をじっくりと考えており、人間的に優しい方」が多いです。

2.オープンマインドは集客に有利

次に、成功する結婚相談所オーナーの特徴として「オープンマインド」である事が挙げられます。内向的で秘密主義な方よりは、やはり自分自身を周囲にアピール出来るオープンマインドな方の方が集客に有利です。とくに、結婚相談所は会員とカウンセラーの関係性が非常に大切ということもあり、婚活を希望される方が重要視するのは「誰と婚活するのか」という点です。この「誰と婚活するのか」という点で気になるのが結婚相談所カウンセラーの人柄になります。

内向的で自分をアピールしたくない秘密主義の人に比べて、積極的に自己開示出来るオープンマインドな方の方が結婚相談所においては確実に有利です。最終的に結婚相談所サービスの商品は「婚活カウンセラー自身」になります。商品のアピールを積極的に行う事が出来なければ顧客に伝わることもなく、集客に失敗してしまいます。

また、オープンマインドであることの重要さは他にもあります。加盟連盟としては結婚相談所の運営サポートをさせて頂くわけですが、困りごとをお伝え頂くと解決する方法をお伝えしたり一緒に模索したりすることで結婚相談所の開業をスムーズに進めていく事が可能です。しかし、ここできちんと自己開示して頂けるかどうかで連盟としてのサポートも変わってしまいます。見栄を張って「何も困っていない」と仰られるよりは、やはりオープンマインドで問題をお伝え頂けるほうが問題解決は早いのです。

また、コミュニケーションの中で「本音」というのは非常に大切です。本音が退屈な会議をエキサイティングにする場合などもあります。自分を外側にアピール出来なければ本音を伝えることは出来ません。こと、婚活においては「会員様に対してアドバイス」を行う事が非常に大切ですが、そこで感じられたことをきちんとお伝え出来なければ会員様は自分がどの様にすればよいのかわからなくなってしまいます。

結婚相談所運営の成功のポイントの一つとして「オープンマインドで自分を外にアピール出来る、思ったことを伝える能力」は非常に重要です。

3.人への厳しさは経営スキルとして必要

優しさについて前述しておりますので、厳しさが必要となりますと少々矛盾を感じてしまうかもしれませんが、経営スキルとして必要な厳しさというのはなにも「ブラック企業のように社員に対して過剰に厳しく当たる」ということではありません。どうしても結婚相談所の場合は会員様が成婚に向かうにあたり、外見・内面に関してブラッシュアップを行っていく必要があります。

そこで必要なのが「愛情のある厳しさ」です。

実際のところ、結婚相談所のサービスは「お相手を探してお見合いをして成婚する」というサービスの様に一般顧客には捉えられてしまいがちですが、本当に成婚を目指す場合は「婚活カウンセラーのコーチング」にこそサービスの本質があります。自分で結婚できなかった人が、人を頼りにして結婚しようとする訳です。これは「自力でダイエット出来なかった人がジムに通ってダイエットする」ということと同様です。そういったことあり、愛情たっぷりの優しさだけでは会員様は成婚する事が難しく、ときに厳しい対応を取らなければならない場合もあります。

また、従業員がいる場合も理性的な厳しさが必要です。もちろん従業員に対しての優しさも大切ですが、従業員の将来を考えた場合に厳しさが必要となる場合もあります。とくに従業員が顧客に接するケースがある場合、どうしてもオーナー自身がイメージするサービス提供が出来ていない場合などはそういったことを伝える必要があります。

そのために大切なのが「自分に対する厳しさ」を持っていることです。

ただ横暴に他者に厳しいだけでは人徳を失い会員が退会し従業員は退職と憂き目にあってしまいます。他人に厳しさを発揮する上で「自分に対しての厳しさ」が見えないとなると、人は付いてきません。経営においては「他者からの評価」が長期的に影響してきます。誰かに嫌われてしまうと顧客を失ってしまう場合もありますので「厳しさ」については愛情をもって理性的に発揮する必要があります。

ただ甘い・優しいだけでは甘えてしまう人というのもたくさんいます。結婚相談所にとって業績アップ・会員の成婚など、クリアしなければならないことはたくさん有りますので、ただ甘く優しいだけでは目標を達成出来ません。こと、一流の経営者の方は「自分にも他人にも厳しい方」が多いようです。

結婚相談所オーナーの方は会員様、従業員と周囲の方々に対して「自分の生き方」を見せることで言動に説得力をもたせる事が出来ます。厳しさは一歩間違えると「ただの無茶振り」になってしまいます。気がついたら自分の周りが焼け野原の様になっており、誰一人いない・・・。そのような事にならない「真の厳しさ」を発揮するにはご自身のあり方をストイックに追求する必要があります。しかし、愛情のある理性的な厳しさを発揮する事が出来る方は経営をスムーズに行う事が出来ます。

4.最後に

結婚相談所の開業で成功する人のパターンをお伝えさせて頂きました。利他的な優しさ、オープンマインドで心を開いて他者と接すること、ときに厳しさを発揮することは経営を行う上で非常に大切です。もし、結婚相談所の開業をご検討中でご自身が結婚相談所開業に向いているか向いていないかお悩みの場合はぜひとも一度ご相談くださいませ。

本日お伝えしたパターンでないと感じられている方でも、経営を行う中で変わっていくことも充分にあります。