結婚相談所がウェブマーケティングで勝つために理解するべき10のこと!

2024/6/19

結婚相談所加盟連盟として多くの結婚相談所の開業サポートをさせて頂いておりますBIUです。

結婚相談所を経営する中で、集客の成功は経営上最も大きなポイントです。

集客するにはサービスを認知して頂く作業が必須になります。そしてサービスを広告する為に様々な方法があります。古くからは紙媒体を利用した広告がありますし、実際にサービスを利用したユーザーの口コミも非常に効果的です。

しかし、2024年現在、インターネットの利用者の増加に合わせてインターネットを利用したマーケティングが主流になっていますし、SNSの登場以降集客の方法は益々多様化しています。

今回は、ウェブサイトやSNSを利用したマーケティングの基本概念や、「そもそもインターネットとは何か」という事についてご案内致します。

1.インターネットユーザーは何を行っているか?

そもそもWebマーケティングを行ううえで無視出来ないのが「インターネットユーザー」についての理解を深めることです。

ウェブサイトは「広告」ではありません。こう書きますと非常に矛盾を感じますが、この問題の本質は「インターネットユーザーが何を行っているか」を把握する事が非常に重要です。

実はインターネットを利用しているユーザーが行っている行動の中心は「調査」です。主婦であれば晩御飯のレシピを探していますし、ビジネスマンであれば仕事に利用する情報を探しています。

勿論、サービスや製品の購入を検討しているユーザーも沢山いますが、実際に購入するまでは「調査・調べ事」をしているのが実情です。その為、ウェブサイトやSNSで発信する情報は、この様に「調査・調べごと」をしているユーザーにとって役立つ情報を発信する必要があるのです。

「ユーザーの行動を想定した内容」をちゃんと理解して、そのニーズを満たす情報を発信する必要があるのです。

2.インターネットは「検索」から始まる

インターネットで「検索」をしたことの無い方は既にいないかと思います。この「検索」というのがインターネットの基本であり、本質ではないかと思います。

特定のSNSなどを利用する場合を除いて、インターネットといえば「Yahoo」や「Google」といった、大型の検索サイト利用を指しているのではないかと思います。

非常に高い頻度で「検索エンジン」が利用されているという事実を顧みますと、「インターネット」というのは世界中の人々によって「膨大な辞書」が作成されている様なものです。

結婚相談所の皆様はその「辞書」の中に、婚活に役立つ情報を追記する必要があるのです。

ですので「今日個人的に感じたこと」などの情報発信は、婚活を検討しているユーザーには届きません。徹底的に「婚活を始めようとしているユーザー」に必要な情報を発信する必要があります。

3.ウェブでの情報発信は「営業ツール」たりえるか

ウェブサイト制作業者の売り文句として「売上アップ」というキーワードが散見されますが、そんなに簡単に売り上げが上がるものなのでしょうか?

中にはウェブサイトやブログ、SNSなどを利用して、実際に売り上げを上げた経験のある方もいるかと思いますし、逆に満足出来る成果を感じていない方も同時にいらっしゃるかと思います。

前述しております「インターネットユーザーの本質」を理解する事が、成果を出すか、出せないかの分かれ目です。

ウェブサイトやブログ・SNSの投稿を「営業ツール」と考える場合、恐らく思う様な成果を上げる事が出来ません。そもそもユーザーがサービス契約を行うまでの経過の中で「調査・精査」という行動が長時間行われている為です。

どうしてもビジネスにおける情報発信の内容は「買ってください」という内容に終始しがちですが、それはあくまで「情報発信者の願望・欲求」であって「ユーザーが求める情報」とは全く正反対の物です。

ウェブサイトは「営業ツール」である以前に「見ているユーザーの問題を解決するツール」である事を忘れてはいけません。

4.まずは「検索エンジン」のことを理解する

通常、ウェブサイトを作成したり、ブログを開設した場合、ユーザーがホームページやブログにたどり着くまでには、GoogleやYahooなどの検索エンジンからのアクセスや、FaceBookやTwitter、InstagramやYOUTUBEなどのSNSからのアクセスが考えられます。

まずここでご説明するのは「GoogleやYahooなどの検索エンジンからのアクセス」のアクセスの導線についてです。

5.検索エンジンの働き

検索エンジンはホームページやブログ記事の存在を確認するとインデックス(検索エンジンへそのページを登録)します。登録されたサイト内の文章や、画像のデータ、サイトの構造を登録します。

この際にどの様な事が行われているかと言うと、以下の様なことがチェックされています。

・キーワード

・他競合サイトと品質の比較

・文章量

・記事の品質

・ページの表示速度

この他にも大量の判断基準があるのですが、ポイントは「あまりにも品質が低い記事やページ」というのは、検索エンジンに登録されすらしないということです。そのため、品質の高いページを作成する必要があるのです。

例えば「東京都 結婚相談所」というキーワードが含まれているタイトルのサイトは膨大に存在します。その中でもGoogleの検索結果として一番上に来るサイト、下に表示されてしまっているサイトが存在します。

この現象は、Googleが「どのサイトが優れていて、どのサイトが劣っているか」を判定した結果なのです。この表示順を上位にしていく作業を「SEO対策」と言います。

検索エンジンで上位に表示されるページは、下位に表示されるページよりも多くの人に見てもらえるチャンスが有りますので、活動地域において「地域名+結婚相談所」などのキーワードで上位表示を目指すべきなのです。

6.ウェブサイトの優劣

検索エンジンがウェブサイトの優劣を判断する基準は前項でご紹介したように多様です。余りにも多様で高度な内容となりますので、今回はこの内容をある程度省略致します。

ウェブサイトの優劣の判断として基本的なものとしての最終結論が「独自な情報で役に立ち面白い」ことです。

Googleの検索エンジンはプログラムですが、非常に高度なプログラムで年々高度になっています。ですので、検索エンジンは「サイトやブログ記事が独自な情報で役に立ち面白いかどうか」を判定しています。

その反面、Googleが嫌うウェブサイトは「文章の量がとても少ないサイト」や、「内容の薄いサイト」です。たった数行の文章が書かれているページは検索エンジンが最も嫌うページですので注意が必要です。

ユーザーが読んでいて面白い記事はGoogleも「面白いページ」と判断していると言って良いでしょう。

7.具体的に良いページを作るために必要な、ページや記事の「タイトル付け」について

折角内容のあるウェブサイトを制作・ブログ記事を書いたとしても、ただそれだけでは検索エンジンに面白さを解ってもらう事が出来ません。ここで、「タイトル」が非常に重要になってきます。

タイトルは言ってみれば「本のタイトル」と同様です。書店で本を探す場合、タイトルから探すのが当たり前だと思います。料理の本なのにタイトルが「戦後70年日本史」だとしたら、何がなんだかわかりませんよね。

検索エンジンは、タイトルに含まれているキーワードを非常に重要視しているのと同時に、タイトルとページ内の文章内容が沿っているか、という事も判断しています。

7-1.タイトルはどこで解る?

上記画像は、ウェブサイトを見るためのアプリケーション「CHROME」でBIUのサイトを開いた場合の図です。画面一番左上の所になるのですが「結婚相談所の開業ならBIU」と書いてあります。

この部分がサイトのタイトルです。

BIUのサイトでは「結婚相談所の開業」をしたい人に向けてタイトルを設定しています。検索エンジンはこのタイトルを登録し、「このサイトが結婚相談所の独立開業に関連した業務を行っているBIUという組織である事」を理解することが出来ます。

7-2.ウェブサイトのタイトルの付け方

タイトルの付け方ですが、相談所としてサイトを所有されている場合、「〇〇結婚相談所」とだけ書いてはいけません。前述のBIUのサイトの様に、具体的なキーワードを盛り込む必要が有ります。

※キーワードの詰め込み過ぎは逆効果ですのでご注意ください。

以下、例としてタイトルを付けますが、
「〇〇県〇〇市 バツイチに強い〇〇結婚相談所」
という様な、具体的に対象ユーザーを想定したタイトル付を行う事が非常に重要になってきます。

この様なタイトルを付ける事で、検索エンジンは「〇〇県〇〇市にある、バツイチに強い結婚相談所〇〇結婚相談所のサイトなんだな」と判断します。

せっかく内容の濃いサイトを作っても、タイトルがどの様な内容のサイトなのかを説明していない場合、検索エンジンに高い評価をされる事は有りません。

ですので、タイトル付を意識的に行う必要が有ります。

7-3.ブログのタイトルの付け方

前述はあくまでウェブサイトのタイトルでしたが、ブログ記事のタイトル付けも内容を解りやすく示し、さらに検索しているユーザーに届きやすいタイトル付を行う必要が有ります。

よく、Amebaブログなどを運営されている方で、以下の様なブログ記事のタイトルを付けている方がいます。
例)昨日は・・・

昨日は、というだけでは昨日の事を書いている事は解りますがそれ以上の事は解りませんし、「昨日は」と検索するインターネットユーザーもほとんどいないと思います。

このブログ記事の内容が、昨日某ホテルでお見合いをセッティングした、という内容なのであれば、以下の様なタイトルを付けるべきです。
「昨日は〇〇ホテルでお見合いをセッティング」

より掘り下げるのであれば、以下の様な例も良いです。
「〇〇ホテルで30代女性と40代男性のお見合い」

こうする事で、「お見合い」や「30代女性」「40代男性」「お見合い」というキーワードを検索エンジンに登録して貰う事が出来ますし、内容が濃いのであれば検索エンジンの上の方に記事が表示されるようになります。

ブログを書くには時間もかかりますので、タイトルにひと手間かける事でより多くの人に記事を見てもらえる可能性が出てきます。

8.タイトルの次は「ページ・記事の内容」にこだわる

さて、ホームページやブログ記事の「タイトル付け」に関してご理解頂けたところで、次に重要な「ページ・記事の内容」についてです。

重要な点は以下になります。

・タイトルと矛盾した内容ではなく、タイトル通りの内容であること。
・文字数がちゃんと有り、最低でも2000文字程度あること。
・独自性のある情報が含まれていること。
・絶対に他のページをコピーしたり、同じ内容を語尾などだけ帰るようなことはしないこと。

ひとまず上記の鉄則を守って頂ければ、検索エンジンにちゃんと記事を登録してもらうことが出来、内容が良ければ上位で表示される可能性が高まります。

9.SNSの活用について検討する

昨今、SNSの活用はウェブマーケティングにおいて非常に重要です。

メジャーなSNSは以下になります。
・FACEBOOK
・INSTAGRAM
・X(TWITTER)
・YOUTUBE
・TIKTOK

ウェブサイトやブログを運用しているのであれば、是非ご自身に合ったSNSを選択してそれを利用して頂くのが良いです。

特に最近のSEO対策では「SNSでページを紹介する」という作業を行うことで、アクセスを呼び込みページの評価を高めることが可能です。

ですので、ブログ記事を書いた後であればFACEBOOKやXで記事を紹介するべきです。

INSTAGRAMやYOUTUBEは記事の紹介には不向きですが、INSTAGRAMでしたら画像の投稿を行うことで顧客との出会いを得ることが出来ますし、YOUTUBEはブログ記事を読むよりも動画で解りやすく情報を得ることが可能です。

9-1.SNS活用の注意点

SNSの活用には注意点があります。それは「ちゃんと定期的に更新すること」です。ですので、メインで利用するべきSNSは最初のうちは「一つに絞る」ということが非常に重要です。

沢山の種類のSNSにアカウントを作ったものの、実質更新しているものは一つなんてことはよくあることです。

そうすると、活用できていないアカウントのフォロワーからは「やる気がない」とみなされてしまいますので注意が必要です。

10.各SNSの長所・短所と活用方法について

では、ここで各SNSの長所・短所と活用方法についてお伝えさせて頂きます。

10-1.FACEBOOKの長所・短所と活用法

最近ユーザー数が減ってきてしまっているFaceBookですが、それでもブログなどと併用して使うには非常に大きな強みがあります。

10-1-1.FACEBOOKの長所

ブログ記事のURLを貼り付けて投稿することが出来ます。FACEBOOKにブログ記事やHPを貼り付けて、そこからのアクセスを期待することが出来ます。

また、非常にビジネスライクなユーザーが多いため、他SNSだと敬遠される「商売っ気」が受け入れられやすい側面があります。

10-1-2.FACEBOOKの短所

前述の通り、ユーザー数が年々減少傾向です。また、ビジネスライクなユーザーが多いため、そういった空気感を嫌うユーザーからは非常に嫌われています。

また、ユーザーの高齢化も囁かれており、20代~30代はほとんど居ないと考えて良いでしょう。

10-2.X(Twitter)の長所・短所と活用法

歴史も長く、ユーザー数に関してはSNSの中でも非常に多いのがXです。

長所も短所も大きいので、利用するにあたって少々工夫が必要かもしれません。

10-2-1.Xの長所

ブログ記事のURLを貼り付けて投稿することが出来ます。Xの投稿ににブログ記事やHPを貼り付けて、そこからのアクセスを期待することが出来ます。

ユーザー数が膨大で、様々なジャンルに関心を持っているユーザーがいます。多様なユーザーと出会えることが強みです。

10-2-2.Xの短所

FACEBOOKユーザーとは逆で、ビジネスライクな投稿は嫌われる傾向があります。

また、匿名で利用できる為に不躾なユーザーも多数おり、さらに問題のある投稿が「炎上騒ぎ」に繋がってしまうのがXの怖いところです。

ビジネスにつなげる為には「キツめの本音」だったり「キャラクターが立っている必要」などがあり、なかなか難易度が高く癖の強いSNSです。

10-3.INSTAGRAMの長所・短所と活用法

特に女性には強く支持されているSNSで、安定した人気があるSNSです。

10-3-1.INSTAGRAMの長所

写真投稿が基本ですので、ビジュアル面でアピールが可能です。また、タグを利用して検索をするユーザーが多いため「#婚活」ですとか「#結婚相談所」といったタグを設置することで、そういった情報を必要としているユーザーと繋がることが可能です。

また、写真の投稿を工夫することで「ブランディング」が可能な数少ないSNSです。

10-3-2.INSTAGRAMの短所

ブログ記事やHPのURLを貼り付けて投稿したりすることが出来ず、INSTAGRAMでの集客は徹底的に投稿のみで戦略を立てる必要があります。

また、画像での投稿が中心になりますので、センスが悪かったりすると人気が出ません。文字を含んだ画像の投稿も主流ではありますが、表示スペースと文字数の問題から内容の濃い発信は難しいです。

10-4.YOUTUBEの長所・短所と活用法

そもそもSNSなのか?という疑問もわくかと思いますが、定義上ちゃんとしたSNSです。実は世界で最も利用されているSNSです。

始めるなら今すぐに、とお伝えしたいです。

10-4-1.YOUTUBEの長所

YOUTUBEの強みは大きく、まずは結婚相談所でちゃんとチャンネル運営しているところはまだまだ数が少ないです。

ブログや他のSNSは敷居が低いためレッドオーシャンで競合が多いですが、婚活関連のYOUTUBEは過去に比べると増えているとは言え、まだまだ過密状態では有りません。

「もう大分流行が過ぎたのでは?」と思われる方も多いかと思いますが、それでもブログの情報発信に比べるとまだまだです。恐らく現在開始してもアーリーマジョリティの後半、レイトマジョリティの前半くらいでは無いかと思います。

また、HPやブログ記事のアクセスよりも、動画の再生数の方が稼ぎやすいです。YOUTUBERの様に何万何十万というアクセスは不要で、動画一本で数百の再生数が稼げるのなら、HPやブログ記事よりも多くのユーザーとの接点を生み出すことが出来ます。

画像や文章よりも「動画」というわかりやすいフォーマットになりますので、恐らく今後益々動画コンテンツの重要性は高まっていく可能性がとても高いです。

また、工夫したらスマホひとつで動画作成出来ますので、一度作り方が把握できれば非常に強みがあります。

10-4-2.YOUTUBEの短所

動画コンテンツはわかりやすいものの、動画を作成して投稿することは非常に難易度が高いです。

動画を作成するコストは外注すると非常に高くつき、さらにしっかりとした台本を用意して、撮影のための照明などが必要になる場合もあります。

11.最後に

BIUでは、結婚相談所を開業された皆様の為に集客のツールをご用意し、テクニックをお伝えさせて頂いております。

インターネットの登場より情報化社会となってかなりの年月が経っておりますが、最先端の情報発信のテクニックを習得して頂く必要が有ると強く感じております。

様々な方法で、結婚相談所の経営を軌道に乗せる為に日々様々な分野を研究しておりますので、初めての結婚相談所開業ならBIUがナンバーワンであると自負しております。

結婚相談所開業をご検討中の方がいらっしゃればご相談下さいませ。無料で開業前のご相談を承っております。