仲人はコンサルタント?

婚活はするものの、お見合い等で異性と1対1で相対した際に、上手くコミュニケーションをとれずに交際に進めない時や、お見合いから交際には進むものの、必ずと言っていいほど2回目、もしくは3回目のデートでダメになってしまう時、仲人が実行すべきサポートの内容は、カウンセリングでしょうか。それともコンサルティングでしょうか。正しくはどちらであるべきでしょう?

上記の様なケースの場合、ご本人が問題の存在に気づいていない、もしくは問題の原因が他者にあるとお考えの場合がほとんどですので、この段階で、問題解決への具体的な提案=コンサルティングをしても全くと言っていいほど、効果がありません。上手くいかない理由の原因はご本人の中にあり、問題の解決手段は婚活者ご自身の中にあるからです。

一般的には、カウンセリングは、ご本人の中にある問題点を聞き出し、その問題に気付かせ、解決方法を自ら考えさせ、コンサルティングは気付いている問題に対する対処法がわからない場合に、その具体的な手法を提案するということになります。従いまして、上記の様なケースの場合、仲人は最初の段階ではカウンセリングに徹し、ご本人の覚醒を優先させ、ご本人からどうしたらいいでしょうとのご相談があった場合、始めてコンサルの領域に入っていくべきなのです。仲人がこの順番を変えて提案を先に実行することや、コンサルの領域のみで婚活者と相対することは避けるべきなのです。

日本ブライダル連盟の加盟者向けの初期研修では、こういった婚活者へのサービス提供の基本スタンスの構築方法等についてもきめ細かくレクチャーさせていただいています。婚活者の状況を把握、診断することを優先して実行することは、お金を払っている=お客様という思考にストップをかけ、婚活者との良好な信頼関係を築く為にも大変重要なステップとなります。