結婚相談所のシングルマザー婚活への取り組みのポイント3つ!

2022/12/6

日本最大級の結婚相談所加盟連盟として多くの結婚相談所をサポートしております日本ブライダル連盟=BIUです。

近年、婚活を取り巻く状況は複雑になってきている状況だと感じています。

LGBTQなど性的マイノリティの件もそうですが、再婚を希望される方も増えており、特にシングルマザーの家庭は貧困などにも直結してしまう傾向が有りますので結婚相談所がシングルマザーの婚活に取り組むことは社会的にも非常に重要だと感じております。

シングルマザーの方はお子様がいらっしゃるということで、一見婚活には非常に不利に見えてしまう側面も有りますが、それもお相手次第とも言えます。

本日は結婚相談所のシングルマザー婚活の取り組みについて色々とお伝えさせて頂きます。

1.シングルマザー婚活で結婚相談所が検討するべきこと

結婚相談所がシングルマザーの会員を募るときに「シングルマザーは貧困を抱えておりビジネス的に無意味」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

事実、シングルマザーの43.8%がパート・アルバイトの職に就いており、正規雇用で働いている方は44.2%というデータがあります。

約半数が不安定な雇用で育児をしながら働かれていますので、たしかにシングルマザーの皆様は経済的に不利な状況に置かれているかと思います。

仲人型結婚相談所の利用料は「入会金5~10万 月会費10000円~15000円 お見合い費用5000~10000円 成婚料15~30万円」が平均かと思います。

確かにこの費用を非正規雇用のシングルマザーが捻出するのは簡単では無いかと思います。

だからと言って結婚相談所もビジネスです。費用を取らないのであればそれはボランティアですので、いくらお相手が経済的に困窮してしまっているとしても費用を徴収する必要は有ります。

本来であれば行政などのサポートが有ればこういった問題も解決されるかと思いますが、現状そういったことは有りません。

そこでご提案したいのが「成婚料を徴収しないシングルマザー向けのコース」の制定です。

成婚料は成婚が決まった場合、お相手の男性から頂戴するという方法です。

また、シングルマザーの方向けに他費用も低価格で設定することも最近では良く見受けられるようになってきました。

前述の通り、シングルマザー家庭は貧困にあえいでいる可能性が高く、働きながら育児をするとなると保育園へのお迎えなどの事を考えると非常に大変です。

結婚相談所はこういった社会の問題を解決することが可能です。

この問題を解決する為に取り組むことは結婚相談所業界としては非常に大きな意義が有ります。

2.シングルマザーと貧困の実情を理解する

前述の通り、シングルマザーの43.8%がパート・アルバイトの職に就いています。

どうしても子供を迎えに行く時間などを考えると仕事内容がハードになりがちな正規雇用の仕事への就労は難しい場合もあり、雇用する側も若干躊躇してしまう可能性は否めません。

また、前夫から養育費が支払われていない家庭も多いようで、なんと56.0%は養育費を前夫から一度ももらったことがないというデータがあります。

実家を頼ることができれば問題を解決できる可能性は非常に高いですが、母子のみで生活している母子世帯が全体の61.3%というデータが有り、母子家庭を取り巻く状況が簡単では無いことがご理解頂けるかと思います。

母子家庭の貧困は特にお子様への影響となってしまいます。

教育費用が捻出できず、教育が受けられず、お子様の未来の可能性が狭まってしまう可能性が有ります。

3.シングルマザー婚活のお相手について

結婚相談所を長く経営されている方であれば、なかなか成婚できない男性会員様を対応された経験が有るかと思います。

成婚が決まらない男性会員は最終的に「国際結婚」を選択されるケースも有りますが、やはり言葉の問題や習慣の問題なども有りますので、国際結婚を選択されたくない男性もいらっしゃるかと思います。

そこでシングルマザーのお相手をお勧め頂くのも方法の一つかと思います。

婚活業界ではよく知られていることですが、再婚者というのはお相手に対して必要以上の理想や条件を求められない傾向があり、また結婚経験者ということで現実を良く把握されている方も多いです。

もし男性側がシングルマザーとの婚活を承諾されればいくらでもチャンスが有ります。

また、シングルファザーとの婚活に関しても大きな可能性が有ります。双方似たような境遇ですので、ある意味ではシステマティックとも言える「結婚」という制度を上手に活用して幸福な家庭を築くことができる可能性が大きいです。

特に双方が一度結婚を経験されており、さらにお子様もいらっしゃるという状況で互いの事を理解しあえる可能性が高いです。

そもそも婚活をしていない方の中にも、初婚男性とシングルマザーの結婚というのは珍しく有りません。

男性の甲斐性が試される様にも思えますが、お子様と男性の気が合えばなんら問題はありませんし、実の子と変わらぬ愛情を注がれる素敵な男性もたくさんいらっしゃいます。

もちろん男性の中にはシングルマザーとのお見合いを拒否される男性もいらっしゃるかと思いますが、結婚はあくまでお互いフィーリングが合うか、相性が良いかというところが決定的なポイントです。

一度結婚されているということは、一度は異性と一生の約束を交わしたということです。

シングルマザーだからといって女性としての魅力が無いということでは全く無く、むしろ一度結婚されているくらいですので魅力的な女性もたくさんいらっしゃいます。

日常、お子様と二人で過ごされているシングルマザーの方の母性に癒やされる男性も少なくないでしょう。

お子様がいらっしゃるから難しい、という先入観を、まずは結婚相談所が取り除いて頂く事が重要なのでは無いでしょうか。

社会的意義も非常に重要ですが、条件やデータでは測りきれない「人の心」にじっくりと向き合ってきた仲人型結婚相談所だからこそ、シングルマザーの方々の婚活をサポートする実力が有ると信じております。

最後に

日本の母子世帯数は約123万2000世帯というデータがあります。

日本の世帯数が約4800万世帯というデータがありますので、なんど全体の50分の1がシングルマザー家庭です。

年々離婚率も上昇しておりますので、シングルマザー世帯も今後増加する可能性は大いに有ります。

マッチングアプリでも大手結婚相談所でも成婚できなかった会員様を最終的に成婚へ導く実力が有るのが仲人型結婚相談所です。シングルマザー・シングルファザーといった方々の婚活を最も強力にサポートできるのは仲人型結婚相談所だと確信しております。

また、今後より多様になると予測される婚活事情において、今シングルマザー婚活に注力して頂くことでより輝かしい未来が待っていると信じております。

結婚相談所ビジネスはビジネスとしての収益だけではなく、社会的にもとても意義のあるお仕事です。

結婚相談所の開業にご興味がありましたらぜひとも一度ご連絡くださいませ。

株式会社日本ブライダル連盟 営業本部 担当:佐久間
TEL     :03-5332-6807
MAIL   :sakuma@biu.jp