コロナ禍で重要となる結婚相談所運営のポイント

2020/8/24

コロナ禍による婚活者の、結婚に対する意識の変化については、前回の事務局便りに記載させて頂いた通り、約36%の男女が「非常に結婚したくなった」、「やや結婚したくなった」と答えており、コロナ禍によって結婚に対し、前向きになっている意識が浮き彫りとなりました。これは昨今の外出自粛やリモートワークによる孤独感や、営業自粛などからくるリストラや収入減等、生活に対する不安の表れであり、東日本大震災の時と同様、規模が大きく自分で払拭できない不安から結婚の必要性を感じているものと推測できます。

こうした結婚に対する前向きな意識の高まりの一方で、まだ20~39歳の約7割が「現在恋活・婚活をしていない」と回答しており、その理由として、このうちの6割強がコロナ禍による活動自粛と答えています※1。また、別な調査では、恋人が欲しいと感じている男女に対して、「恋人探し(婚活)はしているか」との質問したところ、「恋人探しをしたいが方法がわからない」と答えた方が約20%に上りました※2。

現在コロナ禍によって、結婚相談所における婚活の方法も大きく変化し、入会時の手続きも、お見合いやお付き合いに至るまで、今や多くの相談室様がオンラインで可能となり、コロナ禍に対応しています。しかしながら先の結果より、こうした相談室の努力はまだ独身者に浸透しておらず、特にこの中で、コロナ禍の中でどう婚活を進めてよいかわからず、活動しようにも方法がわからない層に対しては、まだ多くのアピールの余地があるのではないでしょうか。

現在、定例会の議題としてお話しさせて頂いておりますが、BIUの調査結果ではコロナ禍の中にあってもその影響を受けず、2020年3月~6月の会員獲得数において、伸長または横這いとなっている相談室様が約16%もいらっしゃいます。こうした相談室様は、入会面談からカウンセリング、お見合い等の活動がオンラインで可能であることを、相談室のホームページなどで大きく訴求しており、相談室のコロナ禍に対する対応アピールに成功している一例と言えるのではないかと思われます。

日本ブライダル連盟の定例会ではこのほかにも、コロナ禍の中で重要となる結婚相談所運営のためのポイントや、入会促進のヒントとなりそうな婚活者意識の変化をご紹介しています。日本ブライダル連盟が開催する定例会は現在、オンラインで開催され、スマートフォンやタブレット端末があればご参加いただくことができ、会場までご足労頂く必要はありません。
結婚相談所連盟に加盟をご検討中であれば、ぜひご一報ください。ご加盟の条件、相談室様に対するサポート体制など、詳しくご説明させて頂きます。ご相談は下記まで。

※1株式会社エウレカ「新型コロナウイルスの恋愛・結婚の価値観への影響調査」
※2株式会社ネクストレベル「新型コロナウイルスの流行により結婚に対する意識にどう変化が生じたか」

株式会社日本ブライダル連盟 営業本部 担当:佐久間
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