結婚相談所経営の難しさ

2018/11/1

■結婚相談所経営の難しさ

結婚相談所の経営にあたっての最大のリスクは集客にあることは言うまでも有りませんが、もう1つのリスクは、相談所として共有できる会員情報の多さが、未婚者の個人レベルにおいてはメリットになりきれないことなのではないでしょうか。相談所としては集客にあたって、他相談所との差別化ポイントを、複数の連盟に所属し、閲覧可能なトータル人数の多さで訴求したいと考えるのは普通の感覚かと思います。その背景にあるのは、消費者としての婚活者からみてどの結婚相談所に入ったらいいのかの判断材料が少なく、結局のところ、閲覧できる人数が多いことが結婚相談所の選択の優先項目になってしまっているという事情があろうかと推察します。
しかしながら、実際のご紹介するお相手を増やせば増やすほど、成婚という成果は遠のいていくというジレンマがあります。お相手選びの段階で、選択肢を必要以上に提供することにより婚活者自身が迷ってしまい、結局のところうまくいかなくなり、相談所としての評価を下げてしまいかねません。即ち、閲覧可能人数の多さと紹介人数の多さは必ずしも同様のベクトルを描かないことが、結婚相談所の経営にとってリスクになるということです。

■結婚相談所の経費と収益の最適バランス

会員情報を増やすことは、会員情報の多さを売りにすることに繋がり、その事実をPRする必要から広告費の増加に繋がっていきます。また、直接的にも加盟する連盟組織が複数になることにより経費の増大は避けられないかと思います。そこで結婚相談所を新たに開業される方や開業後間もない方がお考えいただかなければならないことは、結婚相談所の差別化ポイントの設定(見直し)及び経費と収入の最適バランスです。
結婚相談所の差別化ポイントの設定にあたって、広告、即ち不特定多数の方に広く告知をしなければならないような差別化ポイントの設定は、資本の多さの勝負になり、個人で経営をするような結婚相談所の差別化ポイントとしてはふさわしくありません。エリアやターゲットを絞り込み、サービス内容も可能な限りエッジの効いた差別化ポイントにすべきかと思います。
そして会員情報の充実度合ですが、最初から複数の連盟組織に加盟する必要はないかと思います。最終的には、自相談所の会員属性の幅が増えてきたとき、追加連盟組織の加盟を検討すべきかと思います。ただ、ここで決して間違ってはいけないことがあります。それは、加盟組織の加盟順序です。他連盟への加盟を費用的な面や提供サービスその他で制限をしてくる大手結婚相談所連盟に最初に加盟してしまうと、成長の選択肢を狭めてしまうことに繋がりお勧めできません。しかも、加盟金やランニングコストも高いとなれば、経費と収入のバランスをとることが困難となり、成功への道筋は不透明になってくると言わざるを得ません。
独立開業するにあたっては、まずは他連盟への加盟を制限しないこと、合わせて会員数を潤沢に保有しているというのが選択すべき連盟組織の条件となると思います。そういった意味からすると我々BIU日本ブライダル連盟は、最初に加盟いただく連盟としてはベストチョイスかと思います。結婚相談所としてしっかり立ち上っていくことのできる教育体制と集客支援の仕組があることも忘れてはいけません。詳しくは個別説明会にてお話しさせていただいています。
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