みなさま、こんにちは。
男性スタッフの越智と申します。
海苔を消化できるのは日本人だけらしいですね。
消化酵素を日本人だけしかもってないらしいです。
本当なのでしょうか。
さて、前回の続きで、歓談中の小技後編です。
では、練っていきましょう。

歓談の時間、話すことばかりに気を取られがちですが、
聞くことも大事です。

傾聴とは、耳を傾けて熱心に聞くこと、です。
米国の心理学者でカウンセラーでもあるカール・ロジャーズは
「積極的傾聴」を唱えました。
自らがカウンセリングを行った多くのクライアントを分析したところ、
カウンセリングが有効であったクライアントに共通していた3つの要素があります。

共感的理解とは、相手の話を相手の立場に立って、
相手の気持ちに共感しながら理解しようとすること。
無条件の肯定的関心とは、相手の話を善悪や好き嫌い関係なく聴くこと。
相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、
その背景に肯定的な関心を持って聴くこと。
これにより、話し手は 安心して話ができる。
自己一致とは、聴き手が相手に対しても自分に対しても真摯な態度で、
話が分かりにくい時は分かりにくいことを伝え、
真意を確認すること。
分からないことをそのままにしておくことは、自己一致に反す る。
傾聴によって無条件で自分を受け入れてくれる相手に信頼感を抱く効果もあります。
~パーティで使える小技~ 相手の話を聴く時は、

「相手の立場に立って共感しながら理解しようとしながら
・自分の善悪好き嫌いに関係なく、否定することなくなぜそう考えるのかに関心をもちながら
・分かりにくい時はその旨を しっかりと伝えながら」聴いてみましょう。
話を真剣に聞いているという印象を与えたい時、
どうでもいい話だが相手が相手だけに聞かなければならない、というときに便利な小技です。
相手の話す言葉じりやキーワードを聞いておき、それを繰り返すだけです。

Aさん「この間フランス料理いったんだけどォ~」
じぶん「フランス料理ですか!」
Aさん「こないだ友達がチョーうざくってェ~」
じぶん「うざかったんですか!」
興味のない相手にはオウム返しで対応しましょう。
反復するだけでも、話をきいてくれる、と思ってくれます。
ただ、これを利用した親近感を抱かせるテクニックあります。
相手の話すリズムやスピード、音程の高い低い、
声の大きさなどを合わせて反復すると親近感がアップします。
前編のミラーリングですね。
熱心に話を聞きたいけど、
切り返しが思い浮かばないときにでも利用してみるといいと思います。
~パーティで使える小技~ 興味のない人には、ただのオウム返しで。
興味のある人には、リズムやスピード
・音程や大きさを合わせたオウム返しで好感度アップを。
少し男性目線の話になりますが、女性は共感されることを望む傾向が強いらしいです。
男性にとっての相談は解決、女性にとっての相談は理解してほしい、という違いもあるようです。
ニューヨーク州大学の心理学者であるシドニー・シュレーガーの会話による実験では、
自分の発言を肯定的に聞いてくれた人が高評価を得た、という結果があります。
人の心を掴みたいなら、まずは相手を受け入れよう、ということですね。

~パーティで使える小技~ 女性と話をするときは、とにかく共感しよう。
「そうだね」「わかるよ」「なるほど」
相手の意見が間違っているとおもっても、まず共感してみましょう。
共感が大事とはいえ、反論したい場面も出てくるかと思います。
その時に有効なのが、イエスバット法です。
Yes But法ということですので、まずは相手を一旦受け入れます。
なるほど・わかります・などのYesの意味を含んだ言葉を添え一旦受け入れましょう。
その後に自分の意見を主張しましょう。
この時に否定の言葉はなるべく使わないようにしましょう。
「これは、ダメ」より「こっちのほうが良い」みたいな感じです。
また、文末を依頼の形をとることで印象も上がります。
「これは、ダメ」より「こっちの方が良くない?」みたいな感じです。
「でも、◯◯」を「ただ、◯◯」にするだけでも否定感が減ります。
~パーティで使える小技~ 「でも」を「ただ」に。
まずは相手を受け入れるYesの意味を含んだ言葉を添えてから、
否定言葉を使わないように主張する。

どんな人でも褒められて悪い気持ちになる人はいません。
ただ、褒めるポイントは男性と女性で変わってきます。
男性は、能力を褒めること。 男性の脳は狩猟本能の働きがあると言われています。
昔、男性は家族のために獲物を捕まえることが大切な役目でした。
その能力があるかどうかの世界です。
そのため、強さや成果、結果といったことに結びつく褒め言葉に弱いです。
加えて、能力の結果として得られたものを褒めることも効果的です。
主に外見から分かることも多いので、見つけやすいかもしれません。
(筋トレの結果の)筋肉や(仕事の給料で買ったであろう)高価なものなどです。
女性は、行動を褒めること。
相手の行動や行為そのもの、結果よりもプロセスを褒めることが効果的です。
なぜなら、女性は家庭を中で支えることが大きな役目でした。
男性のような成果よりも毎日の積み重ねが大切な役割だったから です。
また共感を望む傾向が強いため、共感しながら褒めるとさらにポイントアップです。
仕事で良い成績を出したとして「今月トップですごいね」より、
「遅くまで残業して大変だったよね」などです。
サラダを取り分けてくれたとして、「取り分けたこと」を褒めるより
「その優しさ」や「気配り」を褒めると良いかもしれません。
~パーティで使える小技~ 男性には結果を褒める、
身につけているものを褒めても良い。
女性には過程を褒める、共感しながら褒めると尚良し。
いかがでしたでしょうか。

前編後編に渡って、様々な小技を紹介いたしました。
文章が長すぎですか?
僕もそう思います。
次回、婚活作戦 第4章~自分を見つめ直す編~ お楽しみに。
