結婚相談所の開業が完全に解る!始め方から顧客対応・収益化までの具体的な流れ10ステップ!

2023/11/19

1972年より結婚相談所開業をサポートしてまいりました、BIU=日本ブライダル連盟です。

結婚相談所開業にあたり、結婚相談所を開業した後の具体的な業務から収益化、会員様が成婚するまでの「結婚相談所開業の非常に具体的な内容」についてご存知ない方も多いかと存じます。

今回は、結婚相談所開業をご検討の方に、具体的に結婚相談所開業をイメージして頂く事が出来るようにお伝え致します。

目次はこちら

1.結婚相談所の種類・どんなところか知る!


結婚相談所の開業を検討されている方にとって、まず最初の疑問として「結婚相談所がどんなところなのか」という事があります。

本日は、まず「結婚相談所とはどんなところなのか、結婚相談所の種類」という点を詳しくお伝えさせて頂きます。

1-1.結婚相談所はどんなところ?

結婚相談所は「独身の男女を結婚へ導く場所」です。そんな事は知っている、という方は多いかと思います。

では、具体的に結婚相談所がどの様に独身の方々を結婚へ導いているのかについてご説明させて頂きます。

まずは独身会員が出会いを探す為に絶対に必要な「会員データベース」についてご理解頂く必要が有ります。

1-1-1.会員データベース

会員データベースの仕組みは上記の図のとおりです。
結婚相談所はどの様な形態の結婚相談所であれ、会員データベースを利用してお相手探しを行います。

独身会員が、会員データベースを利用して独身のお相手を探し、お見合い等で実際に出会う事がサービスの根幹です。

データベースの会員は仲人型結婚相談所の場合は各結婚相談所に登録されている会員が集まっています。また、大手結婚相談所の場合は一社(提携先組織と共有の場合有り)で集めた会員が登録されており、オンライン型結婚相談所やデータマッチング型結婚相談所も基本的には大手結婚相談所と同様です。

結婚相談所とは、この会員データベースに登録されているお相手をご紹介し、お見合いを通して結婚して頂くサービスになります。

1-1-2.お相手の紹介

上記の図は、お相手がデータベースに登録されていようがいまいが、会員データベースを利用せずに結婚相談所が手組によってお相手を紹介する場合です。

結婚相談所の中でも仲人型結婚相談所に関しては会員データベースのみを利用した出会いの他に、結婚相談所同士のネットワークからお相手を紹介する場合があります。大手結婚相談所やデータマッチング型にはこの様なサービスは無く、仲人型結婚相談所独自のサービスです。

1-1-3.会員サポート

結婚相談所の中でも仲人型結婚相談所、大手結婚相談所は会員サポートに力を入れるケースが多いです。

婚活は会員の精神的負担が大きい場合も有りますので、日常婚活を行う中で会員が精神的に辛くなってしまう場合もあります。

また、異性に対してのコミュニケーションやファッションなど、男女関係の中で様々な課題をお持ちの会員もいらっしゃいます。

そこで、精神的なケアや異性間のコミュニケーション、ファッション指南などのサポート・アドバイスが必要になってきます。

特に仲人型の結婚相談所では、お見合いを行い交際に進んだ会員の交際サポートを行うなどのご成婚に導く為のサポートは、結婚相談所の重要な仕事の1つになっています。実はこのサポートの違いが、結婚相談所の差別化に繋がってきます。

1-2.結婚相談所の種類は?

ひとえに結婚相談所と言っても様々な種類の結婚相談所がある事は実は余り知られていません。

1-2-1.大手結婚相談所

大手結婚相談所は企業規模が大きな結婚相談所です。大規模な広告戦略などにより、沢山の会員を保有しているのが特徴です。

大手結婚相談所のサービスの特徴

大手結婚相談所のサービスの特徴は、会員データベースからお相手を探し、お見合いをセッティングし、定期面談などで会員のサポートを行います。

しかし、会員のサポートを担当する婚活カウンセラーが大手結婚相談所の社員ということもあり、提供サービスはどうしても規定のサービスの範囲になってしまい、サポートが手厚いとは言えないのが実情です。

1-2-2.データマッチング型結婚相談所

データマッチング型の結婚相談所の特徴は会員データベースにプロフィールと相手の希望条件を登録し、会員データベースを利用して婚活を行う仕組みです。婚活カウンセラーのサポートなども基本的には無く、会員データベースのシステムを利用する事が中心になります。

データマッチング型結婚相談所のサービスの特徴

上記の通り、データベースでシステマティックに婚活を行うのが特徴です。そのため、会員の精神的ケアや異性間のコミュニケーション能力向上、ファッションなどについてのサポートも有りませんので、基本的には「出会いさえあれば結婚できる」というタイプの会員向けのサービスになります。

1-2-3.オンライン型結婚相談所とは?

オンライン型結婚相談所はデータマッチング型結婚相談所と類似するところが多いです。プロフィール・希望条件をデータベースに登録し活動します。データマッチング型結婚相談所との大きな違いは、会員へのサポートサービスが有る点です。しかし、それらのサービスのすべてオンラインで完結するスタイルの結婚相談所になります。

オンライン型結婚相談所のサービスの特徴

大手結婚相談所のサービスを、全てオンライン対応にしたのがオンライン型結婚相談所です。

大手結婚相談所と同様、会員のサポートを担当する婚活カウンセラーが婚相談所の社員で、サポートが手厚いとは言えないのが実際です。

1-2-4.仲人型結婚相談所とは?

仲人型結婚相談所は、小さな結婚相談所(もちろん大規模な結婚相談所もあります)が会員データベースで会員情報を共有している結婚相談所です。

仲人とは「人間関係の仲立ちをする人」の事です。過去、独身者に対してお見合いを斡旋していた方がいたかと思いますが、それをビジネスにしてよりシステマティックにブラッシュアップしたのが仲人型結婚相談所です。

その成り立ちから、上記の結婚相談所に比べて小規模な結婚相談所が多いです。しかし規模は小さくても数が多く集まっている為、紹介可能な会員数などは大手とくらべても遜色ありません。

仲人型結婚相談所のサービスの特徴

仲人型結婚相談所のサービスの特徴はなんといっても「サポート力」が他結婚相談所に比べて手厚い点です。

大手結婚相談所とは異なり、社員の婚活カウンセラーの方よりは結婚相談所オーナー自身が会員サポートを行うこともあり、結婚相談所経営は評判が命ということも有り最も熱心に会員のサポートを行う事が特徴です。

同時に、大手結婚相談所と遜色ない会員データベースを利用してのお相手紹介、仲人同士のネットワークからのお相手紹介、オンライン型結婚相談所の様にオンライン対応を開始している仲人型結婚相談所も多いため、一社ごとの規模は小さいですが、フレキシブルに時代に対応したサービスを提供できる事が強みです。

1-3.結婚相談所はどんなところなのか、その種類についてのまとめ

上記でお伝えしました通り、結婚相談所がどんなところなのか、種類についてご理解頂けたかと存じます。

個人で結婚相談所を開業される方は基本的に「仲人型結婚相談所」と言って、弊社BIU=日本ブライダル連盟や他にも存在する「結婚相談所加盟連盟」に加盟して活動する事が活動の中心となります。

加盟連盟とは多くの仲人型結婚相談所をまとめ、会員を共有する会員データベースを開発・提供するのが事業の根幹です。

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2.結婚相談所の具体的な業務内容は!?

結婚相談所の種類についてご理解頂けたかと存じます。結婚相談所の具体的な業務内容についてご説明致します。

2-1.仲人型結婚相談所の業務は?

仲人型結婚相談所の業務は基本的に「サービス構築」「会員を集める」「入会面談」「お相手を紹介する」「会員へのサポート」「お相手との交際をサポートする」という事が中心になります。

順を追ってご説明致します。

2-1-1.サービス構築

仲人型結婚相談所として活動する上で、「どういったサービスをどういった価格体系で提供するか」という事は非常に大きなテーマです。

BIU=日本ブライダル連盟では、開業された結婚相談所の皆様に自由にサービス設定、価格設定をして頂いておりますので、地域や対象ターゲットを慎重に決めて頂き、その上で提供サービスや価格設定をして頂く必要が有ります。

これらのサービス構築が結婚相談所経営の明暗をわける非常に重要なポイントとなりますが、BIU=日本ブライダル連盟では結婚相談所立ち上げにおけるこれらの作業に関しても選択が可能ないくつかのサービス設計をするにあたって必要となる様々なツールも併せて提供サポートさせて頂いております。

顧客ターゲット層を考える

顧客の年齢・性別・地域などをじっくりと考えて頂く必要が有ります。

もちろん「男性なら高年収・高学歴」「女性は若く綺麗な方」がご入会いただければ、ご成婚を導きやすく、多くの結婚相談所が顧客ターゲット層として、こういった好条件の方を設定したいと考えるのが王道かと思いますが、実際問題こういった方々は結婚相談所の様な有料サービスを利用せずとも結婚できてしまう可能性が高いです。

もちろん、結婚相談所オーナーの性格・性質によって得意な相手、不得意な相手というのもいらっしゃいますし、運営する中で顧客ターゲットがより絞り込まれてくる事もありますが、最初にガイドラインとして考えて頂くべきこととして「どの様な方が結婚相談所サービスを必要としているのか?」といったことや、実際に独身者に意見を聞いてみるなどの必要が有ります。

絞り込みすぎる必要はありませんが、ご自身の活動地域の特性なども踏まえて是非とも「架空の顧客像=ペルソナ」をイメージして頂きながらターゲットを考えていただきます。

提供サービスの構築

後述で具体的な結婚相談所の業務をお伝え致しますが、結婚相談所として顧客にどの様なサービスを提供するかという点も考えて頂く必要が有ります。

例えばですが「シニアの婚活」や「シングルマザーの婚活」といった顧客ターゲット層の設定にあたって、エッジをきかすことや「自分のスキル(心理学や占い)などで悩みを解決する」などのサービスにフォーカスすることで顧客ターゲット層を明確にしていく必要があります。

また、定期面談の回数や内容(方法)についても検討が必要ですし、Lineやメールでのサポートなどを時間帯関係なく無制限で提供する方ことで差別化することも考えられます。

※BIU=日本ブライダル連盟では結婚相談所としてのスキルアップの為に様々な講習やLineトークケア公式カウンセラー登録等、実地学習のできるカウンセラー登録の仕組を提供させていただいています。

価格を考える

価格設定は非常に重要です。高すぎると集客が難しくなりますし、安すぎるとサービス品質の維持が難しくなります。結婚相談所に薄利多売はありません。

価格設定で大切なのは「競合調査」です。周辺にどれくらいの結婚相談所が有り、どれくらいの価格で提供しているのかという点を徹底的にリサーチする必要が有ります。

また、サービス内容と価格が釣り合っているのか、なども考える必要が有ります。サービスが充実しているのに安すぎる場合は問題ですし、サービスが薄いのに高すぎるのも問題です。

また、結婚相談所の収益の面で最も大きな費用となる「成婚料」をモチベーションに活動される結婚相談所が多いですが、実は安定経営のポイントは「月額費用」の獲得です。

※BIU=日本ブライダル連盟では料金設定についても、色々とご相談に乗りアドバイス・サポートさせて頂いております。

2-1-2.会員を集める・集客

結婚相談所を開業したからといって、会員がいなければ結婚相談所としての活動ははじまりません。

そのため、結婚相談所開業後の業務として最初に行うべきなのが「集客」です。

集客の方法については様々な方法が有ります。

知り合いへの声がけ

もっとも初歩的な集客の方法の一つが「家族・友人・知人」に結婚相談所を開業した事を伝え、独身の方を紹介して頂く方法です。

結婚相談所として選ばれる為には「成婚(結婚へと導いた実績)」が非常に大切ですので、中には起業直後の会員に対して非常に低価格でサービスを提供し、まずは成婚まで達成する方もいらっしゃいます。

もちろん、正規の費用を獲得出来る事が理想的ですが、何よりもまず会員を成婚へ導くまでの作業を体感頂く事も非常に重要です。そのため、まずはありとあらゆる方に対して自身が結婚相談所を開業された事をお伝え頂く事が非常に大切です。

顧客接点を持つために、無料婚活相談などを設ける方や、BIU=日本ブライダル連盟で提供しているハートグラム診断・恋愛診断などを顧客接点のきっかけとして利用する方も多いです。

SNS運用

集客とは「自分がどの様なサービスをいくらで提供しているか」という事を多くの人に知って貰う認知作業です。

そこで、無料ですぐに始める事が出来るのが「SNS運用」を利用した集客です。

既になんらかのSNSを運用されており、多くのフォロワーが居る方は、結婚相談所を開業した事をお伝え頂く事で、より幅広い方々に認知していただけるチャンスが広がります。

何よりも「無料」で行う事が出来るのがSNS運用の素晴らしい点です。

facebookやTwitter、Instagram、YOUTUBEなどを活用し、集客に成功されている結婚相談所も多数ございますので、集客の為にSNSの運用は積極的に行って頂ければと思います。

※BIU=日本ブライダル連盟では専門家を招集してのSNSやウェブマーケティングの研修開催の実績も多数ございます。

ブログ運用

ブログ運用はSNS運用と一緒に実行されることは、現代の結婚相談所の集客においては、メインスキームとなっています。

結婚相談所の成功のポイントを1つだけ、あげるとしたら、経営ポリシーに沿ったブログを書き倒すことであると言っても過言ではありません。SNSと同様に運用して頂く事でより幅広い方に知って頂く事ができ、集客に結び付けることが可能となります。

パンフレット・チラシ等の印刷及び配布

結婚相談所をアピールするためのパンフレットやチラシを作成して頂き、それを配布して頂く事も集客の一つの方法になりますが、むやみやたらに数をまくことに重きをおかず、異業種交流会などで配布し、ご紹介を得る為のツールとして活用するのがポイントです。

ホームページ制作

ホームページ制作は費用が必要となりますが、マーケティングの上でインターネットは欠かせない時代となっています。

自社の強みなどを表現するのはもちろん、ブログ機能が付いていればブログを書くことでアクセスを増やす事も可能です。

また、近年はホームページが無い企業はビジネスにおいてマイナス面が多いので、名刺同様に必須になっています。

集客に成功している結婚相談所の多くがHPとウェブマーケティングを効果的に活用しています。

※BIU=日本ブライダル連盟では結婚相談所のウェブマーケティンを専門的に対応しているウェブ制作会社のご紹介も可能です。

インターネット広告

ホームページと同様に、インターネット広告も非常に効果的です。

費用はかかりますが、SNSでも広告出稿が可能な為、安い費用から膨大な費用まで、様々な広告費用のボリュームで集客が可能です。

2-1-3.入会面談

集客で会員からの問い合わせが発生した場合に必要なのが「入会面談」です。

会員の方の結婚に向けた課題や婚活の方向性などについて傾聴することが最初のステップになります。傾聴の為のツールとして、前述のように「ハートグラム」を有効に活用されることをお奨めしています。

入会面談の最終的な目標は勿論、ご入会いただくことですが、ご入会いただく為に絶対的に必要となるのは、相談者からの信頼の獲得となります。「ハートグラム診断」は、信頼の獲得には有用です。

傾聴

今までの婚活の状況やなぜお相手が見つからないのかといった婚活者が個々に抱えている課題や要因について、とにかく傾聴することから始めるのがポイントです。

信頼の獲得

仲人型結婚相談所にとって重要なのが「信頼の獲得」です。ご自身の結婚を任せていい相談所か否かをしっかりとご納得いただく為に引き出しの多さが強みになります。

ご入会契約

結婚相談所の業務は経済産業省の定める結婚相手紹介サービスのガイドラインによって規定されています。ガイドラインに則った入会契約は必須です。

※BIU=日本ブライダル連盟ではガイドラインに則った契約方法について、研修時に全てお伝えしております。

カウンセリングの考え方のご説明

個々の入会者の課題に寄り添ったカウンセリングについての考え方や目標設定などについて、相互に認識の違いがない様に最初の段階でしっかりとご説明を行います。

プロフィール写真の撮影

お見合いのお申し込みを受けていただけるか、お見合いを申し込んでいただけるかの最大のポイントはプロフィール写真の出来栄えです。修正まではやりすぎですが、写真館等でプロのカメラマンに撮影してもらうことは是非、お奨めしてください。

※BIU=日本ブライダル連盟では多くの写真館と業務提携をしております。

 

プロフィール作成

プロフィール用の写真が準備できましたら、会員データベース登録に必要なプロフィール情報を作成します。異性から魅力的に見えるように会員を紹介出来るかどうかが大きなポイントです。

しっかりとヒアリングをした上で、魅力的なプロフィールを作成します。

2-1-4.お相手を紹介する

会員データベースを利用して、お相手を探す方法をお伝えし、また条件に有った方を見つけ次第会員にご提案します。

会員データベースでのお相手探し

会員データベースに登録されている独身の異性で条件に合った方を会員自身が探す事が可能ですし、カウンセラーからのレコメンドも可能です。

会員が申し込みをする場合も有りますし、結婚相談所が見つけたお相手をご提案する事も可能です。

もちろん、お見合い申込みが断られてしまうケースも有ります。しかし定期的にお見合いをしなければ交際には至りませんので、積極的に申し込みして頂く必要が有ります。

結婚相談所のネットワークでのお相手探し

親しい結婚相談所同士でお見合い相手を紹介しあったり、地域によっては所属連盟関係なくプロフィール交換会が開催されていますのでそういった所でお相手探しを行います。

お見合いが決まったら?

上記の方法でお相手を探し、お見合いが決まった場合、始めてのお見合いでご希望の会員には付き添いを行うケースがあります。

また、お見合いについて不安を持たれている会員に対してお見合いのコツやポイントなどを説明する必要も有ります。

2-1-5.会員へのサポート

お見合いが失敗してしまった場合、精神的に辛くなってしまう会員もいます。そういった場合にサポートが必要です。

お見合い後のサポート

お見合いが終わった後に会員に連絡し、サポート対応をする結婚相談所が多いです。

お見合いの内容を伺い、もし上手く行っていないようであればその要因を自己検証する必要があります。

会員のモチベーションが低下してしまいますと、退会や休会に繋がる事もありますので、精神的なケアは非常に重要です。

定期面談

多くの結婚相談所が「月に一回の定期面談」を実施しています。

定期面談の中では、会員の気持ちを聞き、お見合いの反省や今後の方向性についてなど、様々な話をして頂く必要が有ります。

場合によっては、入会直後の目標設定とのズレを修正したり、目標の再設定が必要な場合はその方向性を提示することで、会員を設定目標=成婚へ導いていく為の大切な時間です。

コミュニケーションやファッション、近年ではLineのやり取りなども詳細にサポートする結婚相談所が多いです。

2-1-6.お相手との交際サポート

お見合いと面談を繰り返していく中で、交際へと発展します。

交際は結婚までの大切なプロセスですので、お相手の深い理解に向けて、第三者の意見を伝えることは、交際の継続、ひいては成婚に繋がるコミュニケーションです。

定期面談

特に異性とのお付き合いに不慣れな会員の方の場合は色々と悩みが生まれてしまう場合が有りますので、引き続き定期面談などで気持ちをヒアリングしながら結婚へゴールイン出来るようにサポートが必要です。

2-1-7.プロポーズ→成婚

交際が続く中で、双方が合意した場合はプロポーズを行い晴れて成婚となります。

プロポーズについて

仲人型結婚相談所での活動において、プロポーズに考えにくいです。お相手方の結婚相談所にお相手の意志確認をする事が可能ですので、もしプロポーズを、という事になった場合は意思確認を行います。

お相手がOKだった場合は晴れて成婚退会となります。

2-2.結婚相談所の具体的な業務内容まとめ

結婚相談所の業務を大まかに説明させて頂くと前述の流れとなります。実際はより細かい様々な対応が有りますが、それらについても研修やフォローアップサポートでしっかりご理解いただけるようにお伝えしております。

結婚相談所の経営を実際に行って頂いているイメージをして頂く事が出来れば幸いです。

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3.開業する最初の加盟連盟の選び方

結婚相談所を開業するに当たって、一般的なのは「結婚相談所加盟連盟」に加盟する事です。

結婚相談所加盟連盟の選び方についてご案内致します。

3-1.結婚相談所の加盟連盟とはどういうところ?

結婚相談所が加盟する連盟とは、多くの結婚相談所を取りまとめる組織です。サービス内容は加盟する連盟によって多少は異なりますが、基本的には「仲人型結婚相談所(個人経営や規模の小さな結婚相談所)」を取りまとめているのが結婚相談所の加盟する連盟です。

連盟の役割は大きく分けて2つになります。1つは、自所会員への紹介人数の確保と成婚へ向けたサポートサービスの提供ですが、その前に重要となるもう1つの役割が、結婚相談所として経営が成り立つように立ち上げをサポートすることになります。

3-1-1.会員データベースを保有し、会員情報を共有

改めてご案内致しますが、どの加盟連盟も提供しているのが、「結婚相談所の会員の共有」システムです。通常、結婚相談所が加盟する連盟は多くの結婚相談所が加盟登録されており、各結婚相談所に入会している会員を共有する為の会員データベースを保有しています。

その共有された会員を、自社の会員へ紹介する事ができるのが会員データベースです。紹介可能な会員数は多いに越したことありませんが、この会員数の多さは、ある一定数有れば、5万人が8万人になったとしても相談所の立ち上げにとっては大きな意味を持ちません。ここで言う会員はあくまで自相談所に会員が居て初めて活用できるということは理解しておくべきです。

3-1-2.結婚相談所開業時の研修

連盟選びの大重要ポイントは、起業がうまくいくようにしっかりとした教育体制とサポート体制があるか否かであると思います。結婚相談所を開業した後に、結婚相談所経営が軌道に乗るようサポートする事も大切なことですが、実は開業時に上手く立ち上がることが出来るように開業時のサポートに力を入れて取り組んでいる結婚相談所加盟連盟は殆どありません。

BIU=日本ブライダル連盟は結婚相談所開業後に最も大切な「結婚相談所の安定運用」の為に様々な取り組みを行っております。

まずは結婚相談所開業後に一番大きな問題となるのが「顧客接点づくり」です。

顧客接点を生み出すには積極的に外部に情報を発信することや、イベントなどが非常に重要です。その問題を解決するためにBIU=日本ブライダル連盟ではご自身の結婚相談所をインターネットでアピール可能な「結婚相談所紹介ページ」や、自分に合った婚活をエンターテイメント性高く知る事が出来る「ハートグラム診断」「恋愛診断」などの各種ツールを提供させていただいたり、「婚活イベントのポータルサイト=街コンジャパン」へのイベント掲載サービスなどもご活用いただけるように街コンジャパンとの提携もさせていただいております。

さらにBIU=日本ブライダル連盟では専門家を招聘しての様々な研修・セミナーをご用意しております。男性会員のファッションサポートを行える様になるセミナーや、会員の成婚後の対応を知るためのセミナー、Web集客のセミナーなどの開催実績が多数ございます。

また、顧客相談窓口を日本ブライダル連盟が代行することで、顧客トラブルを回避する事も可能です。

結婚相談所の業務を行う中で、結婚相談所をご利用の会員様と結婚相談所の間でトラブルが発生してしまう場合もあり、そういった場合は、ニホンブライダル連盟で設けております顧客相談窓口にて顧客トラブルの対応を代行しております。

※研修についてのより詳細な情報は記事下部の「5.開業研修で運営ノウハウを学ぶ!」にございます。

3-2.結婚相談所加盟連盟の「開業費用」について

結婚相談所の加盟連盟の開業費用は様々です。高いところもあれば、安いところも有るのは他の様々なサービスと比較しても同様です。

しかし、この開業費用については注意が必要です。

3-2-1.会員数を確認

開業費用が高い場合、結婚相談所加盟連盟が保有する会員数が多い事が挙げられます。そのため、開業費用が安いからといって安易にその加盟連盟を選択してしまうと、自社の会員に紹介する会員数が極端に少ないという場合もあります。

反面、高額な費用を支払ってたくさんの会員を保有する加盟連盟を選んだとしても、その豊富な会員を紹介できる「自社の会員」を獲得できるサポートが無ければ無意味です。

BIU=日本ブライダル連盟は前述の通り、集客についてもサポートをさせて頂いております。

連盟の保有会員数は一つの基準では有りますが、あくまで自社会員を集める事ができる必要が有りますので、会員数や価格だけで加盟連盟を選ぶべきではありません。立ち上げサポートの優劣で選択すべきです。

3-2-2.開業費用とサポートの質を検討するべき

開業費用が高くても、開業研修はDVDを見るだけの加盟連盟も有ります。開業費用が高いからといって、充実したサポートを受けられるということでは有りません。

やはり結婚相談所開業にとって一番の大きな目的は「ビジネスとして結婚相談所を安定経営すること」です。特に集客が出来ない場合は「収益が無い」という事と同義です。

そのため、開業費用が安いからといって安易に開業してしまうと具体的に結婚相談所を経営するテクニックを身につける事も出来ません。また、残念なことながら高額な開業費用を払ってもやはり結婚相談所経営のテクニックを身につける事が出来ないという現実が有ります。

連盟選びで最も重要なのはサポートの質です。そもそも「収益を上げる為の投資=結婚相談所加盟連盟への加盟」ですので、費用が高い・安いに関わらず支払った加盟金を回収し、さらに大きな収益を上げていく事が最も大切なポイントです。

3-3.開業する最初の加盟連盟の選び方まとめ

結婚相談所加盟連盟選びは結婚相談所開業にとって非常に大切なポイントです。

結婚相談所開業に必要な金額はけして小さな額では有りません。また、起業・開業は人生の一大事ですのでぜひ慎重に検討に検討を重ねて頂く必要があると考えております。

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4.開業する加盟連盟の選び方のポイント

様々な結婚相談所加盟連盟が有りますが、開業する結婚相談所加盟連盟の選び方にはポイントが有ります。

このポイントを理解していないと、開業した後に思ったような経営ができない!となってしまう事がありますので注意が必要です。

4-1.結婚相談所加盟連盟選びの最大重要ポイント「直営サロン」の有無


結婚相談所の加盟連盟選びで最も大きなポイントとしてBIU=日本ブライダル連盟が考えているのは「加盟連盟の直営結婚相談所サロンの有無」です。

実は結婚相談所加盟連盟の中でも、連盟本部が直接直営の結婚相談所を運営しているところが有ります。

4-1-1.直営サロンが有るメリットは?

結婚相談所加盟連盟が直営結婚相談所サロンを経営している場合、開業した結婚相談所にあるメリットは「紹介可能な会員数が増える」という点です。

ある程度自社の会員を保有している結婚相談所にとって、紹介可能な人数が増えるというのはメリットになります。一方、立ち上げの新規開業者にとっては、メリットにはなり得ないわけです。

4-1-2.直営サロンが有るデメリットは?

その大きなデメリットとは「同じ商圏で自分が所属している結婚相談所加盟連盟がライバルになってしまう」という問題です。

前述の通り、そもそも結婚相談所の加盟連盟の役割の1つは「加盟している結婚相談所を立ち上げること」です。

それなのに加盟連盟が自社の直営結婚相談所サロンを開いているということは、開業した結婚相談所が成功しようが失敗しようがお構いなしの姿勢と言えます。

同じ商圏内に連盟の直営結婚相談所サロンが有る場合は、確実に顧客の奪い合いをすることになってしまいます。

さらに問題なのが、仲人型結婚相談所に比べて、連盟本部運営の結婚相談所の方が事業規模が大きい事がほとんどですので、同一商圏内で加盟連盟と競合した場合、加盟連盟の直営結婚相談所サロンはその資本力を元に集客を行う事が可能です。

また、同一商圏内に加盟連盟の直営結婚相談所サロンが無い場合でも、結婚相談所の市場規模が大きくなってきた所で連盟直営の結婚相談所サロンが開業してしまうというケースもございますので安心できません。
加盟連盟選びとして「直営サロンの有無」は非常に大きなポイントなのはこういった理由です。

前述の通り連盟が直営結婚相談所サロンを経営している場合は「開業した結婚相談所が成功しようが失敗しようがお構いなし」なのです。

4-2.結婚相談所としての料金設定の自由度


加盟連盟によっては会員へ提供するサービスの価格の下限額が指定されており、連盟の提示した金額以下でのサービス提供ができなかったり、フランチャイズ的に価格が決められている結婚相談所加盟連盟が有ります。

こういった加盟連盟を選んでしまうと様々な問題が発生してしまいます。

4-2-1.価格設定が柔軟で無い場合の問題は?

価格設定は結婚相談所の商圏によって変わります。平均的に東京都内が最も高いのですが、地方都市によっても会員の平均的な収入などが大きく異なります。

そのため、自分の商圏に合わせて柔軟な価格設定が出来ないことは大きな障害になりえます。

また、昨今では婚活にまつわる様々なサービスが生まれており、結婚相談所の在り方も年々変化しています。その変化に対応するためには柔軟な価格設定が重要です。

どうしても同一商圏で競合する他社と、価格の面で競争しなければならないケースも有りますので価格設定が自分で出来ない加盟連盟を選ぶことで多くのデメリットが生まれるのです。

BIU=日本ブライダル連盟では開業された結婚相談所の皆様の裁量で価格設定をして頂いておりますので、柔軟な価格設定で時節に応じた経営を自由に行って頂く事が可能です。

4-3.結婚相談所運営の固定コストを考慮する

一見、加盟金が安い様に見える結婚相談所が実際に経営してみると多くのコストがかかる場合が有ります。

会員データベースの利用費用は連盟それぞれで設定されており、中には「一人の会員を登録するのに月額1万円」といった加盟連盟も存在します。

そうなると保有会員が多ければ多いほど、毎月必要となる費用が多くなります。そうなるとサービス提供価格、特に「月額費用」を高めに設定する必要が出てきてしまい経営の自由度が下がってしまいます。

そのため、一見開業費用が安く見えたとしても必要な固定コストを見誤ると収益の獲得に問題が起きる可能性があります

。また、結婚相談所は複数の加盟連盟に登録されているケースがあります。会員データベースへの会員登録が高額な加盟連盟の会員データベースに会員を登録することを避けるケースも有りますので、一人あたりに会員データベースの利用費用が課金される連盟では、紹介可能な会員数が減ってしまうのも実情です。

BIU=日本ブライダル連盟では会員データベースの利用費用は従量課金制となっており、会員様を登録して頂きやすくなっております。

4-4.結婚相談所経営の自由度

結婚相談所加盟連盟の中には「他社の連盟を利用している場合は特定のサービスの利用が出来ない」といった加盟連盟が有ります。

もちろん、そういった縛りを結婚相談所に対して課したとしてもその結婚相談所を安定経営させる為のサポートができていれば問題では無いでしょう。

しかし、実際の所結婚相談所の経営は容易では有りませんので、ただこういった縛りが結婚相談所経営の問題となるケースも有ります。

基本的に結婚相談所を開業されたオーナーは「自営業者」です。自分の裁量で経営が出来ないと意味がありませんし、残酷では有りますが加盟連盟に加盟していても経営が絶対に成功する訳では有りません。

結婚相談所の加盟連盟を選ぶ場合は連盟からの厳しい制限が無い加盟連盟を選ぶべきです。自営業者となったからには責任は全て経営者に有ります。

経営の自由度が低い加盟連盟を選ぶことで後悔してしまう事もありますので自由な経営が許される加盟連盟なのかどうかは非常に大切なポイントです。

4-5.集客に強い加盟連盟かどうか

結婚相談所の加盟連盟選びで最も重要なポイントですが、やはり「集客」を積極的に考えている加盟連盟を選ぶ事が最も重要です。

加盟金を支払い、開業研修を受けることで手に入るのは「結婚相談所を開業するインフラが整う」という事です。

車を手に入れても運転が出来なければ意味が無いのと同様に、結婚相談所を開業しても収益を上げる事が出来なければ意味がありません。

そしてその「収益」を手に入れる為に最も重要な事が「集客」です。

自社の簡易な紹介ページを作成できる情報発信のツールなどを用意している連盟は有りますが、実際のところそれ以上の集客サポートを行っている加盟連盟は非常に少ないのが現状です。

BIU=日本ブライダル連盟では集客の為に以下のツールをご提供しております。

・エンターテイメント性高くカードを利用して顧客接点を持てる「ハートグラム診断」
・SNSで拡散可能な診断ツール「恋愛診断」
・自社のページを作成出来、ブログで自分の考えや活動を情報発信できる「結婚相談所紹介ページ」
・自社で運営する婚活パーティー、イベントの集客インフラを活用いただける「街コンジャパンサイト」への掲載
・ウェブ集客や会員のサポートに活用できる「専門家による様々なセミナー・講習」

もちろん、上記の効果的な利用方法のサポートも充実しておりますので、集客に関しては大きな力を入れて取り組んでおります。

4-6.開業する加盟連盟の選び方のポイントまとめ

結婚相談所選びに関しては、上記のポイントを考慮して頂く必要が有ります。

ぜひ参考にして頂ければと存じます。

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5.開業研修で運営ノウハウを学ぶ!

開業する結婚相談所加盟連盟が決まりましたら、その後に重要なのが「開業研修」になります。

BIU=日本ブライダル連盟では、しっかりと時間を取って入念に開業研修を実施しております。

次項より、結婚相談所の開業研修についてお伝え致します。

5-1.結婚相談所の加盟連盟の「開業研修」とは?

 

結婚相談所加盟連盟にとって非常に大切な業務の一つが「開業研修」です。

開業研修は結婚相談所開業にあたって非常に大切な研修です。今後、結婚相談所として活動して行く上で必要なノウハウを学習するのが研修だからです。

内情を知らない、まだ結婚相談所を開業されていない方からすると結婚相談所加盟連盟の「開業研修」は全て同じ様なものに感じるかもしれません。

しかし、実は開業研修も加盟する結婚相談所連盟によって大きく異なります。

特にBIU=日本ブライダル連盟の開業研修は三日間の研修期間で、集客ツールについての研修や結婚相談所開業後に役立つ資格取得についてなど、結婚相談所加盟連盟の中でも最も手厚い内容を自負しております。

さらに開業後一年間はフォローアップ研修を毎月開催し、結婚相談所運営の中で解らないことやお困りの事などを長期的に解決していくことも可能です。

BIU 他社
研修日数 3日 1日
基本ルール・運営方法
会員データベース利用方法
集客方法
各種集客ツール研修
資格取得
フォローアップ研修(一年間)

事項より、詳細な結婚相談所開業の研修内容についてご説明させて頂きます。

5-2.結婚相談所について・仲人型結婚相談所とは・運営ルール


結婚相談所開業にあたり、最初に絶対理解しなければならないのが「結婚相談所について」です。

結婚相談所と言っても「大手結婚相談所」「オンライン・データマッチング型結婚相談所」「仲人型結婚相談所」と様々な種類の結婚相談があります。

これらの結婚相談所がどういったものなのかという点や、仲人型結婚相談所の他の種類の結婚相談所に比べての優位性や立ち位置などをご説明させて頂いております。

また、業務を行う中で理解しなければならないルールなどもあります。特に仲人型結婚相談所は他の結婚相談所と連携しながら対応する必要が有りますので理解しなければならないルールや法令が有ります。

こういった事をご理解頂く研修についてはBIU=日本ブライダル連盟を始め、各結婚相談所加盟連盟が必ず行う研修内容となります。

※BIU=日本ブライダル連盟では初日にこれらの内容の研修を実施しております。

5-3.集客について


他社結婚相談所加盟連盟で、集客についての研修で多くの時間をさく加盟連盟はないと思います。

結婚相談所の運営で最も重要なのは「集客」です。せっかくお相手を探している多数の独身者が居ても、集客できなければ意味がありません。

BIU=日本ブライダル連盟は多くの集客ツールをご用意しており、以下の様な様々なツールの利用方法や集客方法をお伝えしております。

※BIU=日本ブライダル連盟では2日目にこれらの内容の研修を実施しております。

パーティー開催について

仲人型結婚相談所における集客の1つの方法が「婚活パーティー」の主催です。

婚活を行っている方には様々な方がいらっしゃいます。最近では「マッチングアプリ」を利用されながら、「街コン」などのカジュアルな出会いの場を利用されるケースも多く、婚活パーティーへの参加も気軽に利用できることもあり人気です。

婚活パーティーを主催することで、独身者との接点を持つ事に成功しています。

結婚相談所の集客で何よりも重要なことは「独身者との接点を持つこと」です。

そのため、婚活パーティーの開催・運営の方法・街コンジャパンサイトを活用した集客方法(詳細後述)についてご案内させて頂いております。

5-3-1.HPやブログ運用

近年の集客はインターネットを避けることが出来ません。

BIU=日本ブライダル連盟では、HPが無くても自社の紹介が可能な「結婚相談所紹介ページ」をご用意しておりますので、ブログの運営方法などについてご案内しております。

この「結婚相談所紹介ページ」から集客が成功するケースも多々ございますので、その活用方法をお伝えさせて頂いております。

もちろん、自社のホームページをご希望の方はお伝え下さい。結婚相談所ウェブ集客の実績多数の専門家をご紹介いたします。

各種カウンセリングツール

BIU=日本ブライダル連盟では、独身者向けのカウンセリングツールを結婚相談所の皆様にご提供しております。

ハートグラム診断では、カードを利用して自分の性質を理解し、どの様な婚活方法が向いているのかを理解することが出来ます。

また、恋愛診断では自身の恋愛傾向を知ることが可能です。

こういったツールはエンターテイメント性を持ったツールですので、楽しみながらカジュアルに利用して頂くことが可能ですので、顧客との接点づくりに非常に有効です。

5-3-2.街コンジャパンとの連携

BIU=日本ブライダル連盟は日本最大手の街コンサービス「街コンジャパン」を運営する株式会社リンクバルと提携しております。

その為、街コンジャパンが保有する約216万人のリアル婚活会員を共同利用することが可能です。

結婚相談所が街コンジャパンで婚活パーティー開催を行うことや、婚活カウンセリングイベントを通じた顧客接点づくりを行うことが可能です。

5-4.営業クロージング


顧客接点を持てたとしても、実際に顧客とお会いした際に営業クロージングが出来なければ会員になって頂くことが出来ません。

そのため、研修の中で営業クロージングについてのノウハウをお伝えさせて頂いております。

トライアルコースなど、顧客が気軽に利用しやすい施策なども多数ご用意しておりますので、そういった施策も合わせて研修を行っております。

※BIU=日本ブライダル連盟では2日目にこれらの内容の研修を実施しております。

5-5.会員データベースの利用


結婚相談所加盟連盟の提供するサービスの中で非常に大切なのが「会員データベース」です。

BIU=日本ブライダル連盟では約66000名の会員が登録されている「ネットクラブ」という会員データベースをご用意しております。

会員データベースの基本的な機能については、各社それぞれ異なります。

ネットクラブの基本的な仕様の特徴は以下になります。

・会員情報の登録
・登録されている会員を様々な条件で検索可能
・お見合いの管理
・会員との連絡
・他結婚相談所との連絡
・スマートフォンアプリとして利用可能(会員側のみ)

現在、会員データベースがスマートフォンアプリとして利用可能な連盟はまだ少ない状況ですが、BIU=日本ブライダル連盟のネットクラブはアプリ化対応しております。

会員データベースは、多くの結婚相談所に登録されている多数の会員情報を共有するための重要なツールです。

仲人型結婚相談所はこの会員データベースを利用してお見合い相手を探すという作業を何度も行う必要が有ります。そのため、会員データベースの利用方法についての研修は非常に重要です。

※BIU=日本ブライダル連盟では2日目にこれらの内容の研修を実施しております。

5-6.各種資格取得・テクニックの習得


結婚相談所を開業しただけでは顧客からの信頼を得るのは難しいです。

そのため、BIU=日本ブライダル連盟では他の結婚相談所加盟連盟以上に「結婚相談所運営に応用できる様々なテクニック」と「結婚相談所運営において信用を得られる様々な資格」の習得を開業研修と合わせて行っております。

5-6-1.ファッション研修:ジュニアフィッティングソムリエ資格取得

仲人型結婚相談所に入会される会員の方に多いのが「ファッションに自信が無い」といった方や「異性向けにどういったファッションがふさわしいのか解らない」という方です。

特に男性会員の方の中には多数ファッションについてお悩みの方がいらっしゃいます。

人柄やお仕事・年収などに全く問題が無いにも関わらず、どうしてもファッションの第一印象で損をしてしまっている方が多数いらっしゃるのです。

その様な方を結婚できる様にサポートして行くのが結婚相談所のお仕事の一つなのですが、BIU=日本ブライダル連盟ではそういった方向けにファッションコーディネートのテクニックと資格取得の研修を実施しております。

この研修では一般社団法人服のコンサルタント協会の「ジュニアフィッティングソムリエ」資格が取得出来ます。

デートファッションやお見合いファッションを効率的に学び、顧客に提案することが可能となりますので「ただの結婚相談所」から「ファッションサポート出来る結婚相談所」へと付加価値を付けて頂くことが可能となります。

こちらの研修もBIU=日本ブライダル連盟での独自の研修となります。

※BIU=日本ブライダル連盟では3日目にこれらの内容の研修を実施しております。

恋愛診断師資格取得

前述の恋愛診断・ハートグラムを利用した恋愛診断師の資格取得です。

一般社団法人マッチメーカーコンサルティング協会の恋愛診断師の資格を取得可能です。

この恋愛診断師の資格を取得することで、より高いレベルで会員の方を知り、さらに婚活の具体的な方向性を導くことが可能となります。

顧客接点づくり、集客にも非常に強いツールですが、資格を取得し専門的に深めて頂くことで結婚相談所としての付加価値をより高めることが可能です。

こちらの研修もBIU=日本ブライダル連盟での独自の研修となります。

※BIU=日本ブライダル連盟では3日目にこれらの内容の研修を実施しております。

5-6-2.一般社団法人結婚相談業サポート協会「MCSA」認定資格

一般社団法人結婚相談業サポート協会「MCSA」は、結婚相談所の業界団体として個人情報保護団体の認定を受けている団体です。

個人情報保護やコンプライアンスについて学び、会員の方の婚活を安心・安全に進めて頂くための様々なノウハウを学んで頂くことが可能です。

結婚相談所は会員の方の非常にプライベートで繊細な問題を取り扱うお仕事ですので、個人情報の保護やコンプライアンスの遵守は非常に重要なポイントになります。

結婚相談所と顧客の間で起きてしまったトラブルなどの対処について学ぶことが出来る上、やはり法令やコンプライアンス、個人情報保護に取り組む安全な結婚相談所である事をアピールすることが可能な資格となります。

※BIU=日本ブライダル連盟では3日目にこれらの内容の研修を実施しております。

5-7.一年間のフォローアップ講習

BIU=日本ブライダル連盟では開業研修を行って頂いた後に一年間のフォローアップ講習を実施しております。

BIU=日本ブライダル連盟の開業研修は他の結婚相談所加盟連盟よりも充実した内容でご提供させて頂いておりますが、それでも三日間で全ての事をご理解いただけない場合もございます。

そのため、開業後一年間は毎月フォローアップ研修を開催させて頂き、結婚相談所運営で解らないことやより理解を深めたい事などをお伝えさせて頂いております。

特に習得が難しい「ハートグラム・恋愛診断・街コンジャパンの利用・ライントークケア」についても毎月定期的にフォローアップ研修の機会を設けております。

BIU=日本ブライダル連盟ではただ開業するだけではなく、最終的に「結婚相談所経営を成功させて頂く」という点を非常に重要視しております。

結婚相談所経営で皆様の理想のライフスタイルを送って頂くために、二人三脚でサポートを行わせて頂いております。

5-8.開業研修で運営ノウハウを学ぶ!まとめ

結婚相談所加盟連盟選びが決まったら第一ステップとして行う開業研修についてお伝えさせて頂きました。

前述の通り、他の結婚相談所加盟連盟に比べてBIU=日本ブライダル連盟の研修内容はボリュームが多く、より高いレベルで結婚相談所運営を行って頂くための様々な施策をご用意しております。

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6.集客の下準備としてのコンセプト作り


研修を受けた後は正式に結婚相談所としての経営をスタートしていくところなのですが、結婚相談所として運営していくために重要なのが「会員集め=集客」です。

結婚相談所は基本的に「会員様から入会費用や月会費、成婚退会費」を頂戴するビジネスですので、ビジネスとして安定運営するために非常に重要なのが「集客」です。

今回は非常に大切な「集客」の一段回手前の「結婚相談所のコンセプト作り」についてお伝え致します。

6-1.集客を成功させるために熟考が必要な「どんな結婚相談所にするか」というコンセプト作り

前述の通り、ビジネスとして運営していくためには顧客が必要です。そのため、結婚相談所経営の中で最も考えなければならないのが「集客」です。

そのため、集客を考える際にまずは「結婚相談所としてのコンセプト」が非常に重要になってきます。

すぐに集客を始めたい!という方も多いかと存じますが、まず一人目の入会会員を獲得するまでに考えなければならないのは「どういった価格でどういったサービスを提供するか」という点です。

6-1-1.サービス提供を行う顧客層をイメージする

コンセプトを決める際に非常に大切なのが「ペルソナ」を考えるということです。

どういった問題を抱えているどういった顧客にサービスを提供するのか。またどういったサービス内容、価格で有れば顧客を集める事が出来るのか。こういった事が決まらなければサービス構築が出来ません。

そのために必要なのは「独身者の具体的なデータや独身者の抱えている問題の掘り下げ」です。

ペルソナとは「顧客の詳細像」をイメージする作業です。仲人型結婚相談所のペルソナ作りでは色々と考える必要があります。

例を上げると以下です。

性別 男性
年齢 38歳
収入 年収450万円
在住地域 東京都内
職業 中小企業の経理部門
過去の恋愛経験 平均よりも少なめ
出会い 20代までは有ったが、周囲が結婚をして出会いの機会も少ない
過去の婚活 マッチングアプリを利用してみたが、思うように結果が出ず諦めた
習い事 無し
月に洋服にかける費用 月平均2000円
婚活で抱える問題 自己の男女関係の経験不足。出会いが少ない事

これはあくまで例の一つです。項目はもっと多く、もっと詳細に作成して頂く必要が有ると思いますし、この様なペルソナ作りというのは何人もイメージ作りを行って頂く事が大切です。

まず、ペルソナを作成し始めると「全く結婚相談所を利用する必要がない人物像」というのもいる事がご理解頂けると思います。

重要なのは「結婚相談所を利用する層」のイメージをして頂くことです。

前述の例の場合ですと「出会いがない」という点や「マッチングアプリで失敗した」といった点などが重要になってきます。

また、趣味や洋服などにどれくらいコストをかけるのか、という点も非常に重要です。理由としては「多趣味な方は婚活よりも趣味にお金をかけたい」という点が解りますし「月に洋服にかける費用」という点では異性に対してどう映るのか、その問題をどう解決するのか、という具体的な点が見えてきます。

収入などもきちんと考えなければなりません。理由はやはりサービス提供の価格設定をしっかりと考える必要があります。年収が350万円の方と500万円の方、両方を集客する必要がある場合、どうしても年収350万円の方が利用しやすいコース作りは熟考が必要です。

また、そもそも低年収の男性をターゲットから外す、などのイメージもペルソナ作りから見えてくる可能性があります。しかし、収入の格差は非常に大きな時代ですので、低年収の方を切り捨てることは非常にリスクが高く、また女性の年収の方が平均的に低めになってしまう点なども考慮する必要があり、ペルソナを考えることで「サービス提供価格」を想定する事が出来ます。

中にはいわゆる「自分が欲しい金額」を価格に設定される方もいらっしゃるかとは思いますが、現在の婚活サービス利用者層は10年前の顧客に比べて経済的に厳しい「バブル未経験世代」である事も考えなければなりません。

また、ペルソナ作りで非常に重要なのは「自分が求める顧客像」を脇において頂いて「本当に実在しそうなリアリティのある顧客像」を設定して頂く必要があります。

そのためにリアリティは非常に重要ですので、様々な方面から情報を集めて頂いたり、街を歩く時も他者を観察して頂いて婚活マーケットにいるリアルな顧客像を作って頂く必要があります。

官公庁のデータやマーケティング企業のデータなどもインターネット上にありますので、そういった具体的なデータも活用してペルソナ作りの助けになります。

6-1-2.ペルソナを踏まえ具体的なターゲットを決める

前項で検討したペルソナの質と量が上がると、顧客とすべきターゲットが見えてきます。

そこで「どういった顧客に対してどの様なサービスを提供するか」という点を考える段階になります。

例えばですが「マッチングアプリで結婚出来なかった層」とひとまず決めたとして、そこでどういったサービスを提供するのかという点もきちんと考える必要が出てきます。

また、自分がどういった顧客の対応をするのが得意なのか、顧客から見て自分はどういった事を提供できるのか、というご自身の強み・弱みも、極力主観的にならず他者から意見を取り入れながら考える必要があります。

ざっくりと「独身者であれば誰でもOK」という考え方は昨今の婚活サービスを考えると難しいです。

とくに大手結婚相談所はこういった「幅広い独身者に対して膨大な広告費用でアピールする」というマーケティングになります。

小規模な仲人型結婚相談所として、大手と同じ様な顧客層にサービス提供を行う事をイメージして頂きたいのですが・・・、現実は厳しいのでは無いかと思います。

正直なところ、結婚相談所開業直後から具体的なターゲットを決めすぎるのはリスクが高いのですが、少なくとも「顧客にとって無理の無い価格設定」などを考えて頂く上ではターゲットを決めて頂く事は非常に大切です。

ここで間違えてはならないのは「高年収でルックスの良い男性」や「お見合いが殺到しそうな美しい女性」といった「自分にとって好ましいターゲット」を決めるのでは無く「集客を着実に成功させるためのターゲット作り」です。

実際のところ「異性関係に問題がない人」と「異性関係に問題を感じている人」を比較した場合、費用を支払いたいのは「異性関係に問題を感じている人」となります。

自分の過去のキャリアや経験から、どういった事を顧客に提供できるのか。そういった事を考えながら顧客のターゲット層を検討して頂く必要があります。

例をあげますと、以下の様になります。

性別 女性の場合
年齢 35歳以上
収入 年収300万円
在住地域 東京都内
職業 事務職
過去の恋愛経験 ほぼ恋愛経験無し
出会い 全くない
過去の婚活 マッチングアプリを利用してみたが、思うように結果が出ず諦めた
性格 大人しく保守的
ルックス 地味
コミュニケーション能力 あまり話す方では無く、特に異性を相手にすると話すのが非常に難しい。
お相手への希望 特に高望みはしていない
相談所に求めるサービス 自分の弱点を克服出来る結婚相談所。

これもあくまで一例に過ぎませんが、充分に結婚相談所を利用するべき理由がある顧客像です。

とくに恋愛や異性関係にコンプレックスが強い方や、コミュニケーション能力やファッションなど、異性にアピールする事に苦手意識が強い方こそが仲人型結婚相談所向きの顧客像です。

もちろんこういった例もあくまで一例に過ぎません。年配でバツイチの男性や、上記の例とは逆にいわゆるバリキャリ女性も別の問題を抱えているケースがあります。

大切な事は「結婚相談所のサービスを必要とする方はどういった問題を抱えているのか」という点を具体化し、それを解決することです。

特にBIU=日本ブライダル連盟で開業して頂くと男性向けのファッション指南などの資格取得も行う事が出来、ハートグラム診断や恋愛診断といった診断ツールで顧客接点を設けることも可能です。

こういったサービスは問題を抱えている顧客の問題解決を行う事が出来ますので、開業研修時に得たスキルや、ご自身の過去の経歴なども含めてターゲットづくりをして頂く必要があります。

6-1-3.自社の強み・サービス提供内容を決める


ペルソナ作り、ターゲッティングを検討頂いた後、自社の強みやサービス提供の内容を決めて頂く必要があります。

経営とは基本的に「競合他社との競争」です。そのため、非常に大切なのが「他社には無い自社の強み」を見出して頂くことです。

例えばですが、心理カウンセリングの資格をお持ちの場合は自社の強みは「顧客の心理面をサポート出来る」という点です。

また、例ですが「結婚相談所で婚活をした経験が有る」という方であれば、それも大きな強みになります。すでに他社サービスを受けた経験が有るという事が強みになります。

結婚相談所の業務は基本的に「入会面談→お相手の紹介→会員の悩みの解決→お相手の紹介→会員の交際→成婚」といった流れになりますが、特に大切な事は「会員の悩みの解決」になります。

この悩みは異性関係だけに限ったことでは無く、金銭関係かもしれません。そうすると料金設定で他社と差別化する事も可能です。

強みと言われても自分の事ほど把握出来ないものです。

そこでおすすめなのが「箇条書きで思いついた事をどんどん書き出していく」という作業です。

この箇条書きに関しては、以下の様な内容がおすすめです。

1.顧客に対して提供したい価値。他社と比較しての強み。

2.上記を実現出来る理由。

3.顧客に対してどの様な気持ちを持っているのか。

4.顧客のターゲット像。

もちろん、上記よりも多い項目を作成して頂いても構いません。

これらを考えて頂き、思いついたまま書いて頂くことで、自分がどういった結婚相談所を作るのかという頭の中にあったイメージが具現化していきます。

可能でしたら第三者に自分が考える結婚相談所が魅力的かどうかという点を聞いてみて頂くと良いです。

経営とは「第三者からお金を貰う作業」です。そのため、主観ばかり先走ってしまうと自己満足になってしまい、顧客に選ばれない結婚相談所になってしまう可能性があります。

もちろん、BIU=日本ブライダル連盟では開業後のサポートも非常に力を入れておりますので、こういったサービス作りのお手伝いもさせて頂いております。

ぜひともご自身の考える結婚相談所像についてお伝えください。過去の経験からお伝え出来る事が多数ございます。

また、BIU=日本ブライダル連盟では会員データベースをスマートフォンアプリ対応しておりますので、他加盟連盟所属の結婚相談所に比べて相談所と顧客がより密に接する事が出来ます。

結婚相談所の強みを増やすのが加盟連盟の仕事です。様々な施策で結婚相談所の皆様の経営をより優位に進められるように取り組んでおります。

6-1-4.競合他社の調査

前項までにお伝えした項目が出来たら、競合他社の調査を開始して頂く必要があります。

自分が活動する商圏で、競合する他の結婚相談所の提供サービスや価格などをインターネットなどを活用して調べて頂く必要があります。

次項で価格設定についてもお伝え致しますが、競合他社の調査をせずに価格策定を行うと非常に窮地に立たされる場合があります。

商圏の結婚相談所を全車網羅するくらいの気持ちで、競合他社を調査して頂く必要があります。

調査において大切なのはまず「価格設定」です。

さらに、どういったサービスを提供しているのかという点や、プランなどから対象としている顧客像なども確認する必要があります。

6-1-5.提供サービス構築、プラン・コースの策定


競合調査が終わりましたら、提供サービスやプラン・コースを決めて頂く必要があります。

前述の競合調査で他社の費用が把握できているはずですので「他社よりも安いコース」を作成する事も可能ですし、「他社と価格は変わらないけど充実したサービスを受けられる」といったプランも考えられます。

ここで検討が必要なポイントなのですが、ただ低価格設定を行うと他社も自社も安売り合戦で疲弊してしまうという点です。

働きに対してきちんと収益を得られるプラン構築が重要です。

また、前述の「競合他社の調査」でも注意して頂きたい点が有るのですが、運営歴が長く、加盟連盟も複数所属し紹介可能人数が多く、成婚退会の実績も多数ある結婚相談所は、同じくらいの価格設定だと比較された際にどうしても負けてしまうという点も考慮しなければなりません。

簡単に「顧客の成婚まで自分がどれだけ働くか」という点を洗い出して頂き、そこで一時間あたりの収益を考えて頂くと費用は出しやすいです。

「安くて品質が高い」というサービスを提示する事ができるのが理想ですが、最終的に収益が少ないのでは本末転倒です。働き損にならない価格設定を検討してください。

コース作成のポイントは「月でお見合い申込み出来る人数」「定期面談の時間や回数」「入会時に写真撮影やファッションサポートをするか」といった点です。

料金策定に関しては、前項までにお伝えした事を全て動員して頂くと見えてくるかと思います。

是非他社との比較表などを作成して頂いて、一目見て魅力的に見えるプラン・コースを作成してください。

もちろんこういったプラン策定に関してもBIU=日本ブライダル連盟にてサポートさせて頂いております。ご相談ください。

6-2.集客の下準備としてのコンセプト作りまとめ

今回は「結婚相談所の集客の下準備としてのコンセプト作り!」をお伝えさせて頂きました。

文面ですとどうしても表面的になってしまうのですが、実際に開業されたタイミングではより深くこれらの作業を行って頂くことになります。

「どういった結婚相談所を作るのか?」という点は結婚相談所経営にとって非常に大切な土台です。他の結婚相談所加盟連盟に比べ、BIU=日本ブライダル連盟は結婚相談所のコンセプト作りにもじっくりと時間をかけて相談させて頂いております。

結婚相談所の開業をご検討の方は、是非とも一度BIU=日本ブライダル連盟にご相談ください。

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7.集客を始めて「会員第一号」を獲得する!

研修を終了してノウハウを理解した後に、早速考えなければならないのは「集客」です。「集客」については結婚相談所ビジネスにおいても、他のビジネスに関しても永遠の課題となる内容です。

「集客=売上」と言っても過言では有りません。集客に対する努力がビジネス成功への秘訣ですので非常に大切な内容です。

1.すぐにできる一番簡単な集客方法「家族・友人・知人への声掛け」

せっかく結婚相談所加盟連盟に加盟して結婚相談所を始めたとしても、あなたが結婚相談所を経営している事が誰にも知られていなければ顧客は集まりません。

知ってもらう、認知してもらうという事が集客の第一歩になるのですが、特に難しい技術や努力が不要で、さらにお金もかからない集客方法が「家族・友人・知人への声掛け」です。

いろいろな人に自分が結婚相談所を始めたことを伝え、独身の方がいればご紹介して頂けるようにお願いする事が集客の第一歩になります。

7-1-1.「家族・友人・知人への声掛け」のポイントは?

ここで、家族・友人・知人に誰かを紹介してもらうことを「恥ずかしい」と感じられる方や、プライドが邪魔して誰かにものを頼むのが苦手という方も一定数いらっしゃいます。

しかし、身も蓋も無いお話になってしまいますがビジネスの世界は非常に厳しく非情です。「恥も外聞もない」という開き直りが必要な事もあります。

経営は最終的に全て自己責任になりますが、反面自力だけではなんとかならない事も多く、誰かの協力を必要とする事も多々あります。そこで自尊心が邪魔になってしまう方もいれば、頭を下げて協力を得る事ができる方もいらっしゃいます。

長期的に経営を安定させている方ほど、性格的に丸い方が多い傾向に感じます。開業して最初に「誰かにお願いする・頭を下げる」という経験をして頂く事も貴重な経験なのでは無いでしょうか。

すでになんらかのビジネスを運営されていた方などはこういったことをすでに理解されておられる傾向が強いですが、結婚相談所経営が最初のビジネスという方こそ、雇われて給料を頂いていることと「自力で稼ぐこと」の大きな違いを知って頂く良いきっかけです。

売れる物なら何でも売るのが一流の商人です。もしあなたの自尊心が高く売れそうならいっそ売り払ってしまう、という精神的な強さは経営にとって非常に大切なことです。

また、結婚相談所として最も楽な集客方法は「入会者を成婚させて評判を得て口コミで集客できること」です。

この最も優れた集客方法を実現するには何よりも「入会者を獲得して成婚して頂く」という作業が絶対に必要になってきます。

まずはどんな形でも「一人の会員」を獲得して頂く事が非常に重要です。実は1を10にすることよりも、0を1にすることのほうが大変でエネルギーが必要なのです。

まずはどんな方法でも良いので「一人目の会員」を集めること。それが集客の第一歩となります。会員の居ない結婚相談所はただの入れ物です。画竜点睛という言葉が有るように、会員を獲得して始めて結婚相談所が成り立つと言えます。

開業後はとにかく手段を選ばず必死に会員を獲得する姿勢でいて頂く事が重要です。

また、BIU=日本ブライダル連盟では、カードを利用して向いている婚活方法をしることができる「ハートグラム診断」や「恋愛診断」といったツールをご提供しております。

これらを活用する事で、独身者の方と「気軽でカジュアルなコミュニケーション」を行う事が可能です。

堅苦しく営業するよりも、相手も楽しむ事ができるツールを活用して頂く事も重要なポイントの一つです。

7-2.知ってもらわないと顧客が来ない。知ってもらうための「SNS活用」

前述の通り、家族・友人・知人にお願いして独身の方を紹介してもらうと言っても限度があります。

確かに経営のスタートアップは「友人の数が多いと有利」と言われる事がありますが、それはやはり経営のスタートを手助けしてくれるのは親しい友人の方である事が多いからです。

しかし、永遠に誰かの助けを得続けることはできません。そのため集客はやはり「自分を知らない人に自分を知ってもらう」という作業が重要になってきます。

その方法は様々ありますが、簡単な順からご案内すると「SNSを活用する」という方法が一番簡単です。

まず、殆どの人々が何らかのSNSを利用しています。そしてSNSの利用には費用がかかりません。スマートフォン一つで自分をアピールする事ができます。

7-2-1.「SNS活用」のポイントは?

SNS活用の重要なポイントとしてはまず「自分のビジネスに関連する情報を発信すること」です。

もちろん、自分が食べたものや現在の気分を発信したくなる事もあるでしょうし、それを行うことであなたがどういう人物なのかを知ってもらう事ができ、共感され親しくなる事で顧客獲得ができる可能性があります。

しかし、やはり「プロとしての情報発信」ができない場合、あなたが発信する情報は価値がないと思われてしまう事も考えなければなりません。

そのため、SNSの活用で意識しなければならないのは「有益な情報を無料で提供する」という姿勢です。

また、SNS活用で最も意識しなければならないのは「利用するプラットフォーム選びと投稿ペース」です。

ほとんど投稿されないSNSアカウントは価値が低く、フォローや友達を外されてしまう事があります。

そのため、自分に合っていないプラットフォームを選んで辛くなってやめてしまうことや、欲張って複数のプラットフォームを運営して「SNS疲れ」になってしまわないように注意が必要です。

もちろん、複数のSNSを活用されている方もいらっしゃいますが、フォロワーを増やすことも定期的に投稿する事も簡単では有りませんので、おすすめはまず「一つのSNSを選んでじっくりと運営すること」です。

BIU=日本ブライダル連盟では、SNSを活用した集客方法についてもセミナー開催実績が多数ございます。SNS運用に行き詰まった場合はアドバイス可能ですのでぜひともご相談ください。

また、前述の「ハートグラム診断」や「恋愛診断」を、インターネット上のシステムとして利用可能ですので、SNSと紐づけて顧客接点を生み出す事も可能です。

7-3.SNSより少し大変。でも沢山の情報が伝わる「ブログ運営」

SNSと同様にすぐに始める事ができる方法として「ブログ」があります。

SNSとは違い、ブログ記事は文章量が多くなければならず、またアクセスが検索エンジン経由で発生しますのでそれなりにコツが必要ですが、手軽さという意味ではSNSの次に手軽なアピール方法になります。

SNSなどに比べるとちょっと古い様にも思えますがSNSの投稿が時間経過で流れて消えていってしまうのに比べて、ブログ記事はきちんとした記事を書くことが出来れば長期的に検索エンジンからアクセスが発生しますので、長期的に見て非常に重要な集客方法の一つとなります。

3-1.「ブログ運営」のポイントは?

ブログ運営のポイントはSNS運営と同様に「プロとして質の高い情報発信」を行って頂くことです。

SNS以上に自分の日常や気持ち、食べたものなどを発信する事はデメリットが多く、若干敷居が高いです。

特にブログ記事はSNSの投稿に比べて多くの文字数で書いて頂く事が可能です。文字数は1記事で2000文字以上を書いて頂くのがポイントです。

この数字を聞いてがっかりされる方も多いですが、昨今はインターネット上に多数の記事があり、アクセスを集める事が年々難しくなっておりますので「質を高める」という事は非常に重要です。

難しそう、とおっしゃられる方も、全く記事を作成されない方もいらっしゃるかと思いますが、反面ブログに力を入れて頂く事で集客を実現されている方も多数いらっしゃいます。

「情報発信の質×量=集客量」です。

特に、専業で結婚相談所を開業され、会員さんが少ない時は時間に大きな余裕があります。

会員さんを多数抱えて忙しい結婚相談所に比べれば、ブログ記事の作成に割く時間はいくらでもあります。

せっかく時間が有るのであれば、じっくりと時間をかけて毎日ブログ記事を作成して頂くことは後々の経営にとって大きなプラスとなります。

また、ブログ記事を作成する事で、入会前の会員が「教育済み」の状態で入会されるというメリットも大きいです。

会員がすでにあなたの発信する情報を吸収した状態で入会されますので、すでにある程度婚活に対しての知識や異性についての知識を得た状態から活動をスタートする事ができます。

「会員が居なくて暇だなあ」などと思う暇は有りません。会員が居ないからこそすべき事がたくさんあります。

BIU=日本ブライダル連盟では、結婚相談所の皆様がブログ記事を執筆し、様々な方法で問い合わせを生む事が可能な「結婚相談所紹介サイト」をご提供しております。

多くの結婚相談所の皆様がブログ記事を作成され、沢山のアクセスを集めております。

また、ブログ運営についてもセミナー開催の実績が多数です。専門家から専門的な情報をお伝えしております。

7-4.価格・サービス・コンセプトをしっかりと伝える「ホームページ」

SNSやブログに比べると費用がかかってしまいますが、結婚相談所の集客ツールとして重要なのが「ホームページ」です。

2000年のIT革命以降、なんらかの事業をされていてホームページを持っていないという方はすでに少数派ではないでしょうか。

ブログが有ればホームページが要らない、と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、ホームページは自分のビジネス内容やコンセプト、価格などを「解りやすくまとめる」という重要な役割があります。

また、「SNSやブログなどのアクセスの最終的な問い合わせ先」としてもホームページは重要です。

7-4-1.「ホームページ運営」のポイントは?

まずはしっかりと自社のアピールポイントをまとめることです。近隣の競合他社の調査なども行い、他社には無い魅力を表現する事が重要です。

また、ホームページが無い結婚相談所は「なんだかちょっと怪しい」と思われたりする事もあります。しっかりとビジネスをしているかどうかを顧客は非常に気にしますので、しっかりとしたホームページを持っているかどうかは重要です。

また、最近のHPはブログ機能を搭載している事が多い為、なんらかのブログサービスを利用するよりは自社HPの中でブログ記事を作成して頂いたほうが有利なポイントが多々あります。

定期的にアクセス解析をチェックして、どれくらい成果が上がっているかなどを調べて頂く事でモチベーションの維持も可能です。

こういった長期的な「ウェブマーケティング」をしっかりと行う事で、顧客がどういった関心を持っているか、自社はどの様に見られているかを想像する事ができ、顧客にとってより魅力的な結婚相談所になっていく事も可能です。

BIU=日本ブライダル連盟では前述の「結婚相談所紹介サイト」で自社結婚相談所をアピールして頂く簡易的なHP機能をご提供しております。

予算的にすぐにホームページは作れない方も、結婚相談所紹介サイトで様々な機能を利用可能です。

7-5.予算が許せば効果絶大な「広告出稿」

やはり集客の王道といえば「広告」では無いでしょうか。

BIU=日本ブライダル連盟で開業されている結婚相談所の皆様も、それぞれ規模の大小はあれど様々な広告を打たれています。

広告には様々なスタイルがあり、大きな規模ですとテレビCM、ラジオCMといったものもありますし、雑誌広告もあります。最近では低額予算からもスタートできるインターネット広告・SNS広告も人気です。

まだまだ紙媒体での広告も効果がありますので、DMやポスティングをされている方もいらっしゃいますし、地方都市などでは交通機関の中吊り広告などをされている方や、地方のフリーペーパーの広告などでも効果が上がるケースがあります。

広告出稿することの大きなメリットは、何よりもSNSやブログなどと違って「努力が必要ない」という点です。

もちろん、広告打ち出す内容を考える手間は必要となりますが、開業にあたり多くの予算を確保されており、忙しい方や短気な方には非常に向いた施策です。

また、広告出稿はホームページなどとは異なり「プッシュ型広告」になります。インターネットはユーザーのアクションからアクセスが生まれる「プル型広告」になりますが、企業からユーザーに向かっていく「プッシュ型広告」は嫌でも目に入るという強みがあります。

7-5-1.「広告出稿」のポイントは?

広告出稿の一番大きなポイントは予算と効果です。可能な限り安く大きな成果を得られる広告を選ぶ必要があります。

上記に関しては活動地域でもかなり変わってきます。

東京都内と地方都市では広告出稿料が違いますし、特に地方の場合では「地域のポータルサイトの広告出稿費用が安くて効果も絶大だった」というケースがあります。

有名な雑誌に広告掲載されるケースも多々有りますが、広告掲載費用に比べて集客によって生まれた収益がマイナスになってしまう場合なども有るようです。

もちろん、長期的な目線で「雑誌に取り上げられた」というブランディングを活用する事も可能ですので、やはり広告出稿に関しては「予算と得られる成果」に関してはじっくりと検討して頂く事が大切です。

また、SNSでの広告出稿や、インターネット広告は低予算からも開始する事ができ、2~3万円の広告費で一人の入会会員を獲得出来たというお話も多々あります。

仲人型結婚相談所であれば、一人の会員が入会から成婚退会までに平均約40万円ほどの収益を上げることになりますので、2~3万円で会員を一人獲得出来るというのは悪い話では有りません。

しかし、どのような広告を打ち出すにしても、やはり具体的に顧客と接点を持つための「魅力的な施策」や「魅力的なコンセプト・サービス」をしっかりと打ち出す必要がありますので、お金さえ出せば絶対に集客が成功する、という訳では有りません。

予算と目的と結果を考慮して頂き、さらに結果が出た場合は一人あたりの集客にかかったコストなどを算出して頂く事も重要です。

算出されたコストは、次回以降の広告出稿にも活用できる非常に価値の高いデータです。

また、BIU=日本ブライダル連盟では、開業されている多くの結婚相談所の広告出稿に関しての情報もございますので、広告出稿の際はご相談対応も可能です。

7-6.集客を始めて「会員第一号」を獲得する!まとめ

今回は結婚相談所の集客についてお伝えさせて頂きましたが、どのようなビジネスも「顧客」が居なければビジネスとして成立いたしません。

BIU=日本ブライダル連盟は結婚相談所加盟連盟の中でも「集客サポート」には最も力を入れていると自負しております。顧客接点を生み出して頂くための様々なツールやセミナーなどをご用意しております。

先にお伝え致しましたが「0人の会員を1人にする」方が「1人の会員を10人にする」よりもエネルギーが必要です。

そしてその「最初の一人の会員」を獲得して頂く事は皆様が思っているよりも大変な作業かもしれません。

反面、その喜びはとても大きな物ですが、その喜び皆様と分かち合う為に様々な施策とサポートでお手伝いを全力でさせて頂いております。

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8.会員の入会面談・入会対応!

集客を行い、入会を獲得できた「会員第一号」の方が活動を開始するため、結婚相談所が行うべき対応は「入会面談・入会対応」です。

せっかく接点を生み出す事ができたのに、入会を促す事に失敗してしまうのは大変残念です。

しっかりと顧客と向き合い、入会対応を行う必要が有ります。

8-1.入会を希望されるお客様がいらっしゃったら

結婚相談所によっては、入会前の無料相談・無料カウンセリングなどを設けられているケースも有るのですが、今回はそういった事前の説明は完了しているという前提で説明させて頂きます。

まず、入会希望のお客様がいらっしゃった場合に必要になるのが「入会面談」です。

8-2.利用プラン・コースの決定

入会面談でまず最初に必要になるのがどの料金プラン・コースを選択されるか、という点です。

各結婚相談所が様々な料金プラン・コースを用意されているかと思いますが、入会希望者に適した料金プラン・コースを選択頂く必要があります。

BIU=日本ブライダル連盟では、開業された結婚相談所の皆様に料金プラン・コースを自由裁量で決めて頂いております為、内容は様々になりますが、会員の年齢によってプランを分けられている方や、利用出来るサービス内容によってプランを分けられている方など、様々です。

他にはシングルマザー・シングルファザーの方向けや、シニアの方向けにプランを作成されている場合もあります。

サービス内容での料金プランということですと、入会時にプロフィール写真撮影が含まれるコースや、月額費用が定額でお見合いし放題のコースなどを用意されている場合もあります。

入会時の利用プラン・コースの選択は、あくまで入会希望者のスタンスに合わせたプランをおすすめする必要があります。「高い金額のコースを無理に進める」などは辞めましょう。

例えばお見合いし放題のプランを用意されている場合は、早めの成婚をご希望の会員様に対して進めて頂くと、成婚が早くなる可能性が高いです。

また、ファッションなどの改善プランを用意されている場合、ファッションやルックスの問題で損をしてしまっている方におすすめすると良いでしょう。

この様に、入会希望者の性質に合わせて適切なプランをご提案する事が大切です。

8-3.利用規約のご説明

入会する料金プラン・コースが決まったら、入会にあたってルール・利用規約のご説明が必要です。

お見合い時のルールや、利用料金のお支払い方法、ご成婚とみなされる条件など、様々なルール・利用規約のご説明を行って頂く必要があります。

こういった事をきちんと説明していなかった場合、後々に会員とのトラブルとなってしまう場合などもありますので、しっかりとご説明をして頂く必要があります。

本記事で全てをご説明するのは大変ですので省略させて頂きますが、BIU=日本ブライダル連盟では、開業研修時にルール・利用規約についてしっかりとお伝えさせて頂いております。

8-4.お相手への希望についてのヒアリング

婚活を行う上で最も大切なことは「会員が希望されるお相手との成婚」です。

そのために、絶対にじっくりとヒアリングしなければならない事が「お相手へのご希望」です。

中には「高身長でルックスが良く、若くて大企業に勤めていて・・・」という、いわゆる高望みを希望される方もいらっしゃるかと思いますが、誰しもが羨む様なお相手と成婚できるほど現実の婚活は甘いものでは有りません。

もちろん、会員の希望を叶えることは非常に大切ですが、しかしどう考えても達成不可能な目標は会員の活動のモチベーションの問題になってしまう可能性もあります。

このあたりは熟練の婚活カウンセラーであればあるほど、顧客とうまく折り合いを付けて対応することが出来るようになります。しかし最初のうちは少々難しいかもしれません。

実は「収入・職業・ルックス」などについて希望を述べる方は実は「自分にとって理想のお相手像」が曖昧なだけであることもあります。

この会員の「理想のお相手像・理想の結婚像」についてのヒアリングこそが婚活カウンセラーの腕の見せどころです。

じっくりと傾聴しながら、会員の気持ちをしっかりと引き出し、会員と婚活カウンセラーの信頼を育み共通の目標を設定する大切な時間となります。

妥協せず、きちんと会員様に向き合って頂く必要があります。

8-5.写真撮影・プロフィール作成

お相手へのご希望がまとまりましたら、プロフィール作成が必要となります。

プロフィールは会員データベースであるネットクラブ(スマホアプリ対応)で、他の結婚相談所の婚活カウンセラーや会員にアピールする為に必要な大切な情報です。

会員の魅力が引き立つようにプロフィールを作成しなければ、お見合いが発生しません。お見合いが出来ないと出会いのチャンスが少なくなってしまい、会員のモチベーションが下がって活動が鈍くなってしまったり、成婚までに時間がかかってしまったりします。

また、プロフィール作成において大切なのは文章だけではなく、写真も非常に大切です。

会員がより魅力的に改善出来るように、ヘアメイクやメイクなどのオプションサービスを利用頂いたり、ファッション改善のためのお買い物同行サービスなどを利用頂いたりした上で、プロフィール写真の撮影を行うことも非常に大切です。

これらのサービスを料金プランの入会・登録料に入れられている結婚相談所も多いですが、別途オプション費用で設定している場合もあります。

お見合いこそが成婚への近道ですので、お見合いがたくさん出来る様、可能な限り会員の魅力を伝える努力をして頂く必要があります。

8-6.入会に必要な必要書類の提出

入会にあたり、契約書、概要書面、入会申込書、住民票の写し身分証明書、収入証明書、独身証明書などの書類が必要となりますので、これらをご用意頂く必要があります。

他にも様々な書類が必要となる場合がございますが、BIU=日本ブライダル連盟では、開業研修時にこれらの必要書類についてもしっかりとお伝えさせて頂いております。

これらの書類をご提出頂くことで、入会が完了です。

8-7.会員の入会面談・入会対応!まとめ

あくまで今回お伝えさせて頂いた入会についての情報は基本的な内容です。

実際に入会に関しては多くの結婚相談所が工夫されており、開業研修ではより具体的な情報をお伝えさせて頂いております。

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9.会員のお見合いとモチベーションの維持!

次は、入会した会員が成婚へ向けて行う最も大切な「お見合い」についてお伝えさせて頂きます。

9-1.仲人型結婚相談所の活動におけるお見合いとは?

仲人型結婚相談所での婚活で、成婚する為に絶対に必要なプロセスの一つが「お見合い」です。

お見合いは会員データベースに登録されている日本全国約66000人の会員(男女合計の会員数)からお相手を探し出し、お見合いを申し込み双方がOKだった場合にお見合いとなります。

また、結婚相談所によっては、結婚相談所同士のネットワークの中からお見合いのお相手を探し出し、お見合いを行うケースもあります。

結婚相談所での婚活は双方が結婚したいと思われるお相手と出会うまでお見合いを行います。

お見合いを行わなければ結婚する事が出来ませんので、お見合いは仲人型結婚相談所の婚活にとって非常に重要なプロセスになります。

9-2.お見合いのお相手探し

BIU=日本ブライダル連盟では、会員データベースとして日本全国約66,000人の会員が登録されている、会員向けにはスマートフォンアプリとしても展開されている「ネットクラブ」をご用意しております。

このネットクラブはBIU=日本ブライダル連盟でご開業頂いた結婚相談所の皆様と、その所属会員、また提携企業に所属されている結婚相談所とその会員の皆様がご利用もしくは会員の閲覧を頂く事が出来ます。

会員の情報が全てこのデータベースに登録されており、条件などからお相手を検索してお見合いを申し込む事が可能です。

お見合いのお相手探しですが、会員自身でネットクラブの中からお見合いしてみたいお相手を探すことも可能ですし、結婚相談所が所属会員の希望にそうお相手を検索して推薦することも可能です。

ネットクラブを利用してお見合いを申し込み、お相手のOKが出た場合はお見合いとなります。

システム内でお見合い場所、日時などをお相手所属の結婚相談所と調整します。

9-3.お見合い当日

もし会員にとって始めてのお見合いの場合、会員は強いプレッシャーを感じている可能性があります。

そのためお見合い当日、サービスとして「初回のお見合いは現地で立会」される結婚相談所も多いです。もちろんこういったサービスの無い結婚相談所もあります。

始めてのお見合いに関しては、事前に会員にお見合いのルールや当日のことを詳細にお伝えして心理的にサポートする必要があります。

会員が始めてのお見合いで失敗しないように事前にいろいろなことをお伝えし、不安があるようであればそれを取り除くように取り組んで頂きます。

お見合いが終わったあとは、会員へ連絡してお見合いの結果や内容をヒアリングするのも非常に大切な作業です。

もしお見合いで手応えが無かったり、失敗してしまったと感じてしまっているようであれば、今後のお見合いに対してモチベーションが下がってしまっている可能性が高いです。

出会いの中でお相手に受け入れて貰えなかったという事実に傷ついてしまう方もいらっしゃいます。仲人型結婚相談所の婚活カウンセラーの仕事の中でも大きな割合を占めるのが「会員の心のサポート」です。

モチベーションが下がってしまうと次回以降のお見合いを積極的に進める事ができなくなり、休会してしまうケースもありますし、また最終的に退会してしまうこともあります。

そのため、お見合い後は会員とコミュニケーションを取って頂くことは非常に大切です。

9-4.定期面談

結婚相談所により頻度や内容は異なりますが、平均的に「月に一度の定期面談」を設定されている結婚相談所が大半です。

この定期面談の内容は多岐に渡りますが、主に「会員の不安を取り除く」「会員の成長を促す」「会員との今後の活動方針について話し合う」といった事が中心になります。

すでにお見合いを経験されている会員の中には不安を感じられている場合もあります。

具体的により異性とのスムーズなコミュニケーション方法のレベルアップや、モチベーションを維持出来るように前向きな精神状態へ導くためのサポート・アドバイスを行い、今後のお見合いに備えます。

大手結婚相談所に比べて、一人の婚活カウンセラーが対応する会員の人数が少ない傾向が強い仲人型結婚相談所だからこそ、この定期面談でしっかりと会員と向き合えるというのは大きな強みです。

9-5.結婚前提の交際が決まるまで「お見合いと面談」

会員が成婚するまで、お見合いと定期面談を繰り返します。

お見合いをするたびに会員も自分の弱点などが見えてきたり、自分が設定していたお相手の条件が変わっていくこともあります。

状況に応じて会員の話を聞き、適切なアドバイスを行い、結婚前提のお付き合いになるまでこの作業を繰り返す必要があります。

コミュニケーション能力に問題が有ればそれを解決出来るようにサポートが必要ですし、ファッション面に問題が有れば専門家に頼る必要が有る場合もあります。

BIU=日本ブライダル連盟ではファッションの専門家からセミナーで学ぶ機会も設けておりますので、こういったサポートも行って頂けるようスキルアップして頂くことが可能です。

大切なのはPDCAサイクルを回すことです。

PDCAサイクルは「プラン・ドゥ・チェック・アクション」の略語ですが「計画を立て実行し、実行結果を確認して、改善する」というサイクルです。

交際へ発展するまでは、会員も成長が必要な事が多いですが、会員の活動結果が芳しくない場合、婚活カウンセラーにとってもプレッシャーとなります。

婚活カウンセラーの中には心理学の資格や専門的な占いの知識を活用されている方もいらっしゃいます。

人間の心を取り扱うビジネスですので、こういった資格やスキルを習得して頂くことも非常に役に立ちます。

BIU=日本ブライダル連盟ではカードを利用して会員のことを知ることが出来る「ハートグラム診断」や深層心理から恋愛や婚活の方向性を導き出す事が出来る「恋愛診断」なども習得して頂くことが可能です。

会員としっかりと向き合い、ありとあらゆる手を尽くし、成婚までお見合いと面談を行って行くのが仲人型結婚相談所の最も具体的な業務の一つです。

9-6.会員のお見合いとモチベーションの維持!まとめ

今回は「お見合いと会員のモチベーションの維持」についてお伝えさせて頂きました。

結婚相談所開業の最初の大きな壁の一つが「会員の入会」です。そしてその次の大きな壁が「会員の成婚」です。

とくに開業したての結婚相談所にとっては「成婚退会者が居ない」ということは非常に大きな問題です。実績が無い、という事だからです。

しかし、入会された会員をしっかりとサポートし、成婚退会まで導く事が出来れば意識は大きく変わるはずです。

人の心を取り扱うビジネスは多くありませんが、結婚相談所はその数少ない一つです。ぜひとも皆様の人間性や愛情を会員に注いで頂ければと思います。

結婚相談所開業をご検討の方は、ぜひとも一度BIU=日本ブライダル連盟にご相談ください。

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10.会員の成婚退会へ!

次は会員の集客が成功し、会員が入会した後に行う業務の中で、成婚へ向けて行う最も大切な「お見合い」についてお伝えさせて頂きます。

10-1.お見合いを行う中で「交際」へ発展するお相手が!

前項でお伝えした様にお見合いを行い、定期面談等でサポートを行う中で、双方が好意を持ち交際に発展します。

出逢いの時は終わり「お相手との関係性の構築」がテーマになります。

交際期間が順調に進むと成婚退会となりますが、交際期間で破局してしまうと再びお見合いの繰り返しえと舞い戻ってしまいます。
1-1.交際期間中のポイント

会員様の中には恋愛経験があまり無い方も多くいらっしゃいますので、交際中に不安を感じられたりお相手との関係の構築に悩まれる方もいらっしゃいます。

破局しないよう、慎重に会員とお相手が関係を育めるように全力でサポートしていただく必要が有ります。

お相手と日常的に連絡を取ったりデートを行い、関係性を深めていく期間ですので、会員様のお悩みに関してはお見合いの時期に比べてもより深くなってしまう場合もあります。

成婚まであと一歩の大切な時期ですので、お見合いを行っている間以上により深く会員様のお話を伺い、悩みを解決していく必要があります。

交際中のサポートは、まさに婚活カウンセラーの腕の見せ所です。

もし、交際が途中でお別れとなってしまった場合は、再びお見合いを行い交際相手を探す事となります。

交際中のサポート等に関しても、BIU=日本ブライダル連盟での開業研修でお伝えさせて頂いております。

10-2.プロポーズ


交際が順調に進むと「プロポーズ」になります。

基本的には男性側からのプロポーズになりますが、会員様が女性だった場合に結婚を希望される場合もあります。

2-1.プロポーズのポイント

仲人型結婚相談所でのプロポーズは基本的に失敗はありません。

お相手の所属する結婚相談所と、事前にお気持ちを連絡し、双方が合意となればプロポーズとなりますので会員様は事前に結果を把握した状態でプロポーズに挑む事が可能です。

お気持ちの確認はもちろん、プロポーズの場所やシュチュエーションなどのサポートも結婚相談所のサポートが重要です。

会員様の一生の思い出に残る素敵なプロポーズプランをご提案してください。

他社結婚相談所とのやり取りや、プロポーズに関しても、もちろんBIU=日本ブライダル連盟での開業研修でお伝えさせて頂いております。

10-3.成婚退会


プロポーズが成功すると、晴れて会員様の成婚退会となります。おめでとうございます。

退会の処理などを行うことになりますが、結婚相談所によっては結婚式までのサポートを行う場合もあります。

結婚に関する様々なルールやしきたりに関しても、BIU=日本ブライダル連盟では専門家を招聘しての研修を受講していただく事が可能です。

結納や結婚式までのサポートを行い、成婚した会員様を見送ってやっと結婚相談所としての業務が完了です。

始めての会員様が成婚するまでには長い道のりかと思いますが、BIU=日本ブライダル連盟では開業後にもじっくりと結婚相談所の業務についてサポートしておりますので、安心して業務を進めていただく事が可能です。

10-3-1.成婚時のポイント

成婚された会員様とは是非お写真などを取って頂き、顔を隠すなどの処理を行った上SNSやHP上に成婚の実績をアップしていただくのがおすすめです。

集客に関しては過去の実績が非常に重要になりますので、実績のある結婚相談所であるアピールを行って頂くことで未来の会員様に安心感をもって頂く事が可能です。

10-4.成婚後にも提供サービスが?

会員様の成婚ですべて結婚相談所の業務が完了かというとそうではなく、結婚相談所によっては成婚した後に婚約指輪や結婚指輪をご購入頂いたり、またウェディングプランのご提供を行うといった結婚相談所もあります。

ワンストップでサービス提供を行うことで会員様にとってはスムーズに結婚を進める事が可能ですし、また結婚相談所にとってはより多くの収益を上げる機会にもなります。

また、成婚退会後の夫婦生活のご相談を対応される結婚相談所も多く、まさに会員様の一生の一大事となる「結婚」について総合的にサポートする事が出来るのが「仲人型結婚相談所」なのです。

10-5.会員の成婚退会へ!まとめ

以上で「結婚相談所の始め方」は完了です。

もし、会員様を親身にサポートし満足頂く事ができれば、成婚退会した会員様からの口コミで新たな会員様が入会される可能性もあります。

何事も真摯な態度で会員様に向き合い、結婚という人生の一大事を親身にサポートするのが仲人型結婚相談所・婚活カウンセラーの醍醐味です。

入会から成婚退会までをご案内させて頂きましたが、実際にこれらの業務にあたって頂く中で多くの困難を感じられることもあるかと思います。

BIU=日本ブライダル連盟では、結婚相談所を開業して頂くだけではなく、一人前の婚活カウンセラーとして独り立ちして頂く事が重要だと考えております。

11.最後に

他の結婚相談所加盟連盟に比べ、BIU=日本ブライダル連盟の結婚相談所開業は「サポートの充実」が特徴です。

皆様が会員様の幸福の為に親身にサポートして頂くのと同様に、BIU=日本ブライダル連盟は結婚相談所の皆様が結婚相談所として理想のライフスタイルを実現して頂くまでサポートをさせて頂いております。

結婚相談所の開業をご検討されている場合は、ぜひともご相談くださいませ。

株式会社日本ブライダル連盟 営業本部 担当:佐久間
TEL     :03-5332-6807
MAIL   :sakuma@biu.jp