結婚相談所開業を失敗しやすい人の特徴3つ!
DATE : 2019年12月14日

創業47年、結婚相談所開業を支援してきた日本最大規模の結婚相談所加盟連盟、日本ブライダル連盟です。
今まで多くの結婚相談所の開業者の方々を支援して参りましたが、その中でも「結婚相談所開業後に成果を上げる人」「結婚相談所開業後に思うように行かない、失敗してしまう人」と明暗が別れてしまいます。
加盟連盟としては開業者の皆様が問題なく成功して頂けるようにサポートをしておりますが、やはり開業者の方々は一国一城の主であるビジネスオーナーのため、同じ様に結果が出る訳ではありません。
本日はその中でも「失敗しやすい」方の特徴についてあげて行きたいと思います。
目次はこちら
自分に自信がある

ビジネスを成功させるに当たって「自信がある」ということは悪いことではありません。しかし、過剰に自信をお持ちの方に待ち受ける罠があります。
もちろん、ご自身の能力に対して自信のある方全てが失敗するという訳では無いのですが以下の傾向が強い場合は注意が必要です。
自信がある人は「話を聞かない」ことも
自信がある方の弱点として「他者の話を聞かない」という点があります。
事業を行うにしても、実は様々な人々との連携を行いながら事業をすすめる必要があるのですが、仮にチラシのデザインをデザイン会社に依頼する場合、デザイン会社によっては「成功事例・失敗事例」を蓄積しているケースが多く、アドバイスや提案をしてくれるところもあるでしょう。
しかし、こういった「プロの話」をきちんと聞かず「自分が一番正しい!」というスタンスで対応してしまった結果、おもったほど効果が上がらない・・・、という結果になってしまうこともあります。
「餅は餅屋」という言葉があります。専門家だからこそ知っていることがあります。自分に自信がありすぎると専門家のアドバイスを聞けず、自分の考えを最優先にしすぎてしまうことで失敗してしまう場合があるのです。
自信がある人は「顧客目線になれない」ことも
結婚相談所の会員は、メンタル的にちょっとした劣等感を持っている場合が多いです。
自信がある人に比べて「自信が無い人」と言って良いかと思います。あまりにも自信過剰な性格の方の場合、顧客が何故困っているか解らないことがあります。
しかし、仲人と会員の信頼関係がきちんとできていないと成婚は難しいです。
あまりにも我が強く、顧客の目線になれない場合は問題です。
これらの問題は対会員の問題のみならず、実は「価格設定・サービス設定」でも失敗してしまう場合があります。
ビジネスに必要なのは「自分がいくら欲しいか」では無く「顧客がいくらでどういう内容なら欲しがるか」という点にあります。
顧客の目線を獲得するには、自分自身の考えやこだわりなどを一度捨てて、フラットな目線で考える必要があるのです。
基本的なビジネススキル・常識レベルが不足している

ビジネススキル・社会常識が不足している場合も問題になります。
基本的なビジネスメールや挨拶はできますか?
例えばですが「ビジネスメールの文章がかけない」となると顧客は不信感を抱いてしまいます。
メールに限らず、ビジネス上で必要なやりとりを行う中で正しい表現・言葉遣いが必要になります。
経営が安定している結婚相談所は総じて「会員から評判が良く、口コミで入会者が増える」という側面が有りますので、必要なのは顧客から不信感を抱かれることではなく、もちろん「顧客から信頼を勝ち取る」ということです。
不信感を抱かれないためにもビジネススキルの向上を意識して頂く必要があります。
業務を行う上で必要最低限のスキルはありますか?
また、最低限必要なパソコンのスキルなどが無い場合も、会員データベースをどう利用していいかわからず、顧客に迷惑をかけてしまう場合もあります。
会員からのメールに対して、メール送信がきちんとできないとなると問題になってしまいます。
こういった日常的に必要なスキルの問題に対応できなければ問題が起きてしまい信用を損ねてしまうことになります。
もし、あまりにもパソコンが苦手ということでしたら、中にはパソコン教室に行かれる方もいらっしゃいます。
必要最低限のスキルを身に着けていただければ全く問題になることはありませんので、もしご自身のスキルに不安がある場合は一度振り返って頂くのが良いかと思います。
依存体質である

結婚相談所に限らず、経営を行うということは非常に「孤独」です。
結婚相談所の場合は結婚相談所同士の横のつながりがあるので孤独感は感じづらいですが、それでもビジネスの本質的な部分に関しては「孤独」と向き合う事が多いのです。
一人で自分の問題を解決できないので、他者を頼るということは悪いことではありません。
しかし、その「他者を頼りたい気持ちが強い方」は結婚相談所の経営をしていく上で非常に厳しい体験をされる可能性があります。
問題になってしまう方は「依存心が強すぎる方」です。
例えばですが、集客を考えた結果、異業種交流会や経営者の会に参加される方がいらっしゃいます。
もちろんこういったところでネットワークを広げ、仕事に結びつけている方も多数いらっしゃるのですが、問題なのは「成果が上がっていないにも関わらず、会合などに積極的に参加して孤独感を埋めてしまう」という方も中にはいらっしゃいます。
そもそも「人脈からの紹介を待っている」という状態は集客に対しても依存的であるということです。
成果が上がっていればなんら問題はありませんが、一人で運営していくに当たって孤独を強く感じてしまう問題があります。
成果に繋がりづらくても「人間関係」を重要視しすぎてしまい、案の定成果は上がらないといと活動自体無駄になってしまいます。しかし、人間関係の構築という作業自体は非常にビジネス的側面が強い為「仕事をしている」という気持ちにもなりやすいので注意が必要です。
起業してしまうと最終的に頼れるのは自分だけですので、依存心・甘え心と戦う必要があります。
最後に
こういった「結婚相談所開業に失敗しやすい特徴」ですが、仮に当てはまったからといって結婚相談所経営には向いていないということではありません。
どんな方でも弱点はありますので、そういったご自身の弱みを修正していただけばなんの問題もありません。
もし、結婚相談所開業を検討しており、お悩みがあればお気軽にご連絡ください。
株式会社日本ブライダル連盟 営業本部 担当:佐久間
TEL :03-5332-6807
MAIL :sakuma@biu.jp

