副業でも大丈夫ですか?

2016/3/30

独立開業にあたって、よく受ける質問です。一般論で申し上げれば、起業にあたっては全てのパワーをその事業に注ぎ、事業成功の為、退路を断ち、経営に邁進すべきなのでしょう。それが起業ということなんだと思います。しかしながら、結婚相談所の開業にあたっては、必ずしもこの一般論が当てはまらないことも大いにあるように思います。即ち、副業も有りだと思います。

1.結婚相談所のビジネスの入口は創造よりチューニング

ものづくりや物販を生業とする場合は、マーケティングの4要素(Product、Price、Promotion、Place)全てに関与して行かざるを得ない為、リソース的にも他のビジネスに割くことは容易ではない為、副業はあり得ないのだと思います。一方、結婚相談所の経営にあたっては、開業当初、必ず関与しなければならないのは集客、即ちPromotion分野のみで、商品にあたるサービス内容、価格等については、あるフォーマットがある為、開業者は集客=Promotionをしながら、作り上げるのではなく、チューニングをしていくだけでいいので、リソースの割き方がその他ビジネスに比べれば、コントロールが可能で、副業的に時間を割いていくことは可能なのです。あなたの創造力は軌道に乗ってから、事業の2段ロケットの噴射の時まで大事にとっておいてください。

2.幸せを運ぶ仕事なので焦りはマイナス

入会希望の方が目の前にいらっしゃっても相談所のポリシーに合わない方は入会をお断りするくらいの余裕が欲しいものです。結婚相談所の経営を成功させるコツは、「結婚できそうもない人を入会させないこと」、こんな言葉にも意味があるビジネスなんです。経営に四苦八苦している相談所に入りたいと思う方はいません、そう考えると全ての収入を結婚相談所から得ている場合、入会をお断りする余裕がなくなってしまうことがマイナスに影響してしまうので、副業も事業成功の為の手段と言うことができると思います。

3.事業立ち上げのBest Way

チューニング期間は副業で、チューニング完了して、これでいけると確信した段階で本業としていく、それが事業立ち上げのBest Wayだと思います。BIU日本ブライダル連盟では、開業当初のチューニング方法について、仲人婚活エキスパート資格取得研修でメソッドとして習得していただいていますので、安心して開業していただけます。