結婚相談所開業には連盟団体への加盟は必須ですか?

2015/9/26

結婚相談所開業にあたって、日本ブライダル連盟(BIU)に代表されるような相談所の連盟組織への加盟は必須ですかと聞かれたとすると、迷わずに「絶対に必要です」と回答させていただいています。その理由として下記4つの理由を説明させていただいています。

 

1.ご縁を結ぶためにはお相手がなければ結ぶことはできません。結婚相談所を開業させる場合、どんなにたくさんの方にご入会いただいたとしても、全てのご入会者にお相手をご紹介し、お見合いを組み、そしてご縁を結ぶ為には、自身の相談所の会員数の数十倍、数百倍のお相手がいないと難しいかと思います。事業としての立ち上げを早期に盤石なものにするという意味も含めて、会員様の情報を共同利用する体制の構築、即ち連盟組織への加盟は必須かと思います。そこで、連盟組織選びにおいて、「検索(ご紹介)可能会員数が何人いるか?」が重要な選択ポイントになってきます。日本ブライダル連盟では、約66,000名※のご紹介が可能となっています。加盟される連盟組織をご検討の際は、会員数の確認をお忘れなきように・・・・。  ※提携グループ含む 男女合計会員数

 

2.連盟組織へ加盟する大きな理由のもう1つは、結婚相談所として活動するにあたって、必要となる法的な知識や成婚に向けたお世話のノウハウの習得ができることであると思います。結婚相談所の仕事は認可制でもなければ、届け出制でもありません。ある意味、ご自身で作り上げていくことができるビジネスです。ただ、法律を守らずに、もしくは知らずに活動してしまうことは避けなければなりません。その為に、日本ブライダル連盟(BIU)のような連盟組織に加盟することで法的なリスクを低減した上で、活動をしていただくことができる訳です。

 

3.そして、もう1つの理由として、結婚相談所の最大のリスクである集客について、個々の相談所では実施しえない広告スキームを利用しての集客の恩恵を享受できるということかと思います。ただし、この集客サポートについては、実施している日本ブライダル連盟(BIU)のような団体は少ないかと思いますので、良く確認されることをお奨めします。連盟組織によっては直営の相談所を持ち、競合関係になってしまう組織もありますので注意が必要です。

 

4.最後に相談所間のネットワークづくりができることが、連盟組織に加盟する理由の1つであると言うことができるかと思います。ご縁を取り持つお仕事ですので結婚相談所同士のネットワークは広ければ広いほどいいかと思います。間違っても結婚相談所同士の交流を禁止しているような連盟組織にはお入りにならない方がよろしいかと思います。